LENDEX業務部の石野です。
今回は個人の方が資金調達を行う方法についてお伝えします。
当社が運営するソーシャルレンディングは、基本的には法人が資金調達を行う手段であり、個人向けに融資を行ってはおりません。国内の同種サービスを見ても同様です。
では個人の方が資金調達をするのにはどんな方法があるでしょうか。
それはカードローンやファクタリングなどです。個人でもさまざまな方法で資金調達が可能です。最短即日で資金調達できる方法もあり、キャッシュフロー改善などに役立ちます。
一方で「個人が資金調達する方法には何がある?」「メリットやデメリットは?」など疑問を持っている方も多いことでしょう。
そこで今回は、個人が資金調達をする4つの方法とメリット・デメリットについて解説します。
カードローン
カードローンは、銀行や消費者金融、クレジット会社などが提供する個人向けの融資サービスです。
専用のカード(カードレスで使用できるものもある)を使って、コンビニATMなどで借り入れられます。また、指定の口座へ振り込むことも可能です。
カードローンの限度額の範囲内で何度でも借り入れできます。
メリット
カードローンの主なメリットは、以下のとおりです。
・必要な時にいつでも借り入れができる
・コンビニATMで利用できる
・最短即日など審査が早い
・資金の使い道が自由
カードローンの審査に通った後は、必要な時にいつでも借り入れが可能です。その都度審査を受ける必要はありません。
最短即日で審査結果がわかるカードローンも多いので、急いでいる方も安心です。
コンビニATMで利用でき、カードレスや自宅への郵送物がないカードローンもあるため、他人にバレるリスクを軽減できます。
デメリット
カードローンの主なデメリットは、以下のとおりです。
・金利が高い
・返済が長期化する傾向にある
・信用情報機関に情報が載る
カードローンの金利は、銀行系が2.0〜15.0%前後、消費者金融系が3.0〜18.0%前後です。一般的なローンよりも金利が高い傾向にあります。また、月々の返済額が少額なため、長期返済になる場合も多いです。
また、カードローンを利用すると、CIC・JICC・KSCなどの信用情報機関に履歴が残るため、他のローン審査に影響が出る場合があります。
ファクタリング
個人事業主の方は、保有する売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、資金を調達できます。売掛債権の支払い期日前に現金化できるため、キャッシュフローを改善できます。
手数料は差し引かれますが、最短即日で現金化できるファクタリング会社もあるので、急いでいる場合にも安心です。
利用者とファクタリング会社で契約する「2社間ファクタリング」と、利用者とファクタリング会社と取引先(売掛先)の3社で契約する「3社間ファクタリング」があります。
メリット
ファクタリングの主なメリットは、以下のとおりです。
・自社の業績に関係なく資金調達ができる
・最短即日で現金化できる
・取引先にバレずに利用できる
・取引先の倒産リスクを回避できる
ファクタリングは売掛債権を売却するため、売掛先の業績などが審査対象となります。また、ファクタリング会社によって最短即日で現金化が可能です。
また、2社間ファクタリングの場合は、売掛債権を売却したことが取引先にバレるのを防げます。
「売掛先が倒産して資金を回収できない」といったことも防げる資金調達方法です。
デメリット
ファクタリングの主なデメリットは、次のとおりです。
・手数料がかかる
・売掛金の範囲内でしか資金調達できない
・取引先の承諾が必要な場合もある
ファクタリングは手数料が高い傾向にあります。2社間ファクタリングは8〜18%前後、3社間ファクタリングは2〜9%前後です。
また、調達できる金額は売掛金の範囲内となるため、必ずしも希望金額を調達できるわけではありません。
手数料が安い3社間ファクタリングでは、取引先の承諾が必要となります。
クラウドファンディング
クラウドファンディングは、インターネットを介して不特定多数の人から資金を調達する方法です。
「◯◯を作るための資金調達」「△△プロジェクトを実行するため」など、モノやサービスを作る際やプロジェクトを進める際の資金調達で用いられることが多いです。
クラウドファンディングには、次のような種類があります。
・購入型:支援者にはモノやサービスのリターンがある
・寄付型:支援者にはお礼の手紙などがある
・融資型:支援者には分配金がある
メリット
クラウドファンディングの主なメリットは、以下のとおりです。
・金融機関の審査がない
・気軽に利用できる
・テストマーケティングの場になる
・返済しなくてよい
クラウドファンディングは、金融機関の審査がなく気軽に利用できます。商品やサービス、企画がどのくらい反応があるのかわかるため、テストマーケティングの場にもなります。
購入型や寄付型のクラウドファンディングは、融資とは異なるため返済の必要がありません。
デメリット
クラウドファンディングの主なデメリットは、以下のとおりです。
・手数料がかかる
・目標金額に達しないと資金調達できない場合がある
・資金調達までの期間が長い
クラウドファンディングは手数料がかかる上に、実施方式によっては目標金額に達しないと資金調達できない場合があります。
また、募集期間が1ヶ月以上ある場合もあるので、資金調達に時間がかかります。「すぐに資金調達したい」といった場合には向いていません。
補助金
補助金制度を利用して、資金調達する方法もあります。
主な補助金には、次のようなものがあります。
・小規模事業者持続化補助金
・IT導入補助金
・ものづくり補助金
メリット
補助金のメリットは返済義務がないことです。返済の心配がないため、キャッシュフローを改善できます。
デメリット
補助金のデメリットは、審査があり必ず補助金を受けられるわけではないことです。手続きも面倒なことが多く、条件が厳しい補助金も多数あります。
まとめ
ここで紹介したように、個人で資金調達する方法には「カードローン」「ファクタリング」「クラウドファンディング」「補助金」などがあります。
ソーシャルレンディングでの個人資金調達は現在できるサービスはありませんが、個人でも活用できる方法は多くあります。
事業を営む方はLENDEXへソーシャルレンディングへの融資をお申し込みいただくことも可能です。(審査があります)
個人の方は投資先として、年利6~10%のソーシャルレンディング投資、LENDEXをどうぞよろしくお願いいたします。
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