金投資のメリットとデメリット

 

 

LENDEX業務部の石野です。

投資先は様々な場所に分散をしておくのが資産運用の鉄則とも言えます。そこで今注目を浴びているのが金投資です。金投資はコロナ禍でも手堅く、今年に入ってからは過去最高値を記録しています。金投資を行う時に意識しておくべきメリットとデメリットはどんな物があるでしょうか。

 

目次

金投資のメリット

まず金投資におけるメリットを見ていきましょう。

 

実物そのものに価値があり、インフレに強い

金は株や債券とは異なり、実物そのものに価値があります。株は発行する会社、債権も発行元がなくなれば価値を失いますが金は実物そのものに資産としての意味があります。また世界共通、どこの国でも資産として扱われるので相対的にも、絶対的にも普遍の価値を持つ資産と言えます。

インフレ時にも通貨の価値の変動の影響を受けにくく、相場が荒れている時は金に資産を変えておけ、と言われるほどです。

この中でも株式相場や為替相場が一挙に暴落する中金相場だけは手堅く、2023年6月時点での日本における金の価格は過去最高値に非常に近いレベルです。様々な市況が不安定な安定感は評価されています。

 

存在する質量が限られており価値が下がりにくい

 

金は地球上に存在する好物ですが、その埋蔵量は限られています。その絶対量はある程度予測されており、今後金の流通が一気に増えることはまず無いと考えられます。そのため金は限りある資産としてその価値を認められています。今後金相場の暴落が起きるリスクは非常に小さいと言えるでしょう。

量に限りがあるだけに、世界中で金はその価値を認められているのです。

 

金投資のデメリット

一方で金投資にもデメリットはいくつかあります。代表的なものを見ていきましょう。

 

利息などの収入を見込むことができない

 

金はそれ自体を所有するだけでは利息などの収入は発生しません。現金を手元に持っていても何も産まないように、金そのものを保有するだけでインカムゲインを望むことはできないのです。一方で相場が上がっていけばキャピタルゲインは期待できます。

金で資産運用をする場合、基本的にはキャピタルゲインを狙っていくことになります。

 

盗難リスクがある

金は実物そのものに価値がある資産だけに、盗難リスクが高いです。例えば株券を紛失したとしても株の保有権は喪失していないため再発行も可能ですし、デジタルで代替もできます。そのため盗難リスクは小さいです。

しかし、金そのものが盗まれてしまうとすなわち資産の喪失につながるので盗難リスクは他の投資商品よりも高いと言えます。

手数料がかかる

金は盗難を防ぐためには厳重に保管する必要があります。そのためには金庫などに手数料を支払って預かってもらうことが一般的です。

しかし金は所有だけでは定期的な利益を生まないため、実質的には金を所有してる時間は支出だけが増えるということもあります。

また金の積立投資などを行うときも、事業者に手数料を支払う必要があります。

 

まとめ

金投資は積極的に資産を活用して大きな利益を出すというよりも、相場変動のリスクを避けるための、いわゆる守りの投資としての性質が強いです。それでも安定した投資商品として人気があり、長期間保有のうちに資産価値が大きく上がっていたというケースもよく見られます。

一方でインカムゲインは基本的には得られません。そのため、資産を拡大していくためには金で守りの投資を、そして定期的なインカムゲイン収入が得られるソーシャルレンディングで攻めの投資を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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