ローン総額(累計) 496億9,250万円 累計登録者数 24,370人

【決算報告】株式会社LENDEXおよびLENDEX LOANの令和6年12月期決算に関するお知らせ

 

【決算報告】株式会社LENDEXおよびLENDEX LOANの令和6年12月期決算に関するお知らせ


レンデックスブログ担当、管理部の石野です。

今回は、先日発表いたしました当社の令和6年(2024年)12月期決算(令和6年1月1日~12月31日)についてご報告いたします。

目次

株式会社LENDEXの決算について

最初に、株式会社LENDEXの令和6年12月期決算(貸借対照表)をご覧ください。

当社では、融資関係の業務はグループ会社である株式会社LENDEX LOANにて実行しております。
そのため、ファンドに関連する「匿名組合預り金」等は株式会社LENDEXでは計上されておりません。

株式会社LENDEX LOANの決算については、後ほどご報告いたします。

本体である株式会社LENDEXの当期純利益は、126,136円となりました。
前期に引き続き黒字決算となりましたが、純利益は前期(230万円超)に比べて減少しております。

なお、累計の利益剰余金は約1億7,000万円の赤字となっており、財務体質の改善は今後の大きな課題です。

また、売上は主にグループ会社LENDEX LOANからの業務委託料および不動産収入が中心となっております。

株式会社LENDEX LOANの決算について

以下に、株式会社LENDEX LOANの令和6年12月期貸借対照表をご紹介いたします。

融資型クラウドファンディングにおける実際の資金運用・貸付業務は、こちらの会社にて行っております。
言い換えれば、レンデックスのファンド運用の実体が反映されるのはこの会社です。

LENDEX LOANでは、投資家の皆様からお預かりしてファンドへ投資済みの匿名組合預り金が約80億3,446万円となりました。

 

前年(令和5年)の預り金残高は約84億2,094万円でしたので、約4億円の減少という結果となっております。

これは一時的な償還の集中や、金利環境の変化なども要因と考えており、今後のファンド拡充に向けた重要な示唆と受け止めております。

一方で、当期純利益は1,644万7,767円となり、前期(約505万円)と比較して増加いたしました。
安定した貸付回収とリスク管理体制の結果であると評価しております。

 

LENDEX2024年の募集状況

また、2024年におけるレンデックスの毎月の募集状況及び年間の数字は以下のようになっております。

 

月別募集金額
 
1月 6億1,567万円
2月 7億3,920万円
3月 11億2,930万円
4月 10億3,261万円
5月 10億9,577万円
6月 10億7,949万円
7月 11億493万円
8月 13億3,802万円
9月 11億2,682万円
10月 11億7,291万円
11月 8億1,476万円
12月 9億9,362万円
合計 122億4,310万円

 

年間で見ると、2023年を上回りLENDEXLOANの融資額の増加に貢献しております。

 

総括と今後の取り組み

株式会社LENDEXおよび株式会社LENDEX LOANともに、2期連続の黒字化を達成いたしました。株式会社LENDEX LOANは利益を拡大し、株式会社LENDEX本体では黒字を維持しましたが累計赤字額の解消には至っておりません。

今後は運用資産の拡大のみならず、利益構造・企業体質の見直しを強化してまいります。

また、引き続き以下の重点方針で事業運営に取り組みます:

  • アクティブ投資家層のさらなる獲得

  • 初心者でも参加しやすいUXの提供

  • 利回り以外の付加価値(安全性・透明性・サポート)向上

  • 他社との差別化による認知拡大と会員基盤の強化

融資型クラウドファンディング・不動産投資型クラウドファンディングが多数立ち上がる中で、レンデックスならではの存在価値を磨き上げていくことが必要だと考えております。

2025年も、投資家の皆さまにとって「安心して投資できるプラットフォーム」であり続けられるよう、社員一同全力で取り組んでまいります。

引き続き、少額から始められる堅実投資「レンデックス」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

執筆者

2018年から株式会社LENDEXに勤務。システム部を担当。システム制作やWebマーケティングを担当している。これまでにWeb開発や不動産投資関連の業務に携わってきており、その経験を活かして業務に取り組んでいる。

目次