依然として全国的に厳しい残暑が続き、電力需要や生活コストの上昇が意識される一方で、観光需要やイベント消費など季節特有の経済活動も活発化しています。こうした物価高や生活コスト上昇に対応するうえでも、資産の運用や見直しは重要性を増していると言えるでしょう。
それでは、2025年9月のレンデックスにおけるファンド募集・償還状況と市況動向を振り返ってみましょう。
2025年9月のレンデックスの募集・償還状況
2025年9月におけるレンデックスのファンド募集および償還実績は、以下のとおりです。
- 募集:23件 11億4,119万円
- 償還:24件 11億1,424万円
8月とほぼ同額の募集規模となり、償還も募集と変わらぬ規模となりました。
一部の案件においては未達のものも有り、ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。
利回りに関しては投資家の皆様にとって魅力のある案件として、9%前後の案件のものをご用意しております。
また多くの投資家様からは「募集から運用開始までの期間が大きく伸びた」「出金手数料がかかるようになってしまった」とのご意見を頂いております。
こちらに関しては先日のブログでご説明申し上げておりますので、是非一度お読みいただけますと幸いです。
預託金の「信託化」導入と現在適用中のサービス内容について
2025年9月の市況動向
9月の国内外経済は、引き続き各国中央銀行の金融政策とインフレ動向に注目が集まる展開が続きました。
為替市場では、米国の金利高止まり観測を背景とした円安の進行は収まらず、9月も円安基調が継続しました。一時1ドル146円台をつけて以降、エネルギー価格や輸入コストの上昇に直結するだけでなく、消費者物価への影響も強く意識されています。また、日米の関税協議については一応の決着を見せたものの、今後の動向に不透明感が台頭する可能性も残っており、市場は引き続き警戒ムードです。
株式市場では、日経平均株価が堅調に推移し、一部では過去最高値圏を維持する動きも見られました。しかし、地政学的リスクや欧州の景気減速懸念が重荷となり、投資家心理は依然として慎重な姿勢を崩していません。
一方、不動産市場では、住宅ローン金利の上昇に加え、建築コスト高止まりの影響から新築物件の価格が依然として高水準を維持しています。このため、投資家の関心は、より利回り確保と出口戦略を重視できる中古やリノベーション物件へとシフトしており、堅実な投資判断が求められる局面が継続しています。
まとめ
世界経済の先行き不透明感が増し、物価高が生活コストを圧迫する中で、個人投資家の皆様にとっては「一定の利回り」と「柔軟な投資設計」を兼ね備えた商品選びが一層重要になってくるのではないでしょうか。
レンデックスでは、年利6〜10%の利回りを目指せる融資型クラウドファンディング案件を多数ご用意しております。「毎月分配」「運用期間が選べる」「分散投資に適した設計」といったメリットを活かし、不確実性の高い時代におけるご自身の資産形成にお役立てください。
▶︎投資口座開設はこちらから行うことができます。