ローン総額(累計) 611億6,176万円 累計登録者数 24,966人

円安 投資で今やるべきことは?投資信託の買い時・仕込むタイミングと注意点を解説

円安(えんやす)とは、日本円の価値が下がり、外国通貨に対して円が安くなる状態を指します。最近では海外との金利差などから円安が進み、例えば2022年10月には約32年ぶりに1ドル=151円90銭を記録しました。

円安局面では「今は投資を控えるべきか、それともチャンスか?」と悩む投資家も多いでしょう。しかし為替(通貨の交換レート)の動きを正確に予想することは専門家でも難しく、円安だからといって投資を止めたり、一度に多額を投入したりするのはリスクがあります。

そこで本記事では、円安時に投資で今やるべきこととして、賢い「買い方のルール」や投資信託の買い時、注意点、効果的な分散投資の方法まで詳しく解説します。

初心者の方でも無理なく実践できるポイントを押さえ、円安に負けない堅実な資産運用を目指しましょう。

目次

円安 投資はいま何をする?まず「買い方のルール」を決める

円安だからといって特別な投機に走る必要はありません。むしろまず自分なりの投資のルールを定めることが重要です。

具体的には「どの銘柄に」「毎月いくら」「どの日に買うか」をあらかじめ決めておきます。

例えば毎月○日に先進国株のインデックス投資信託を1万円ずつ買うなど、投資信託の積立計画を先に設定するのです。ルールを決めておけば為替や市場の変動に惑わされにくくなり、迷わず投資を継続できます。

このように事前にルールを明確に決めておけば、為替の変動に一喜一憂せずに済み、淡々と投資を続けられます。結果として投資を日常の習慣にできるので、長期の資産形成により役立ちます。

「銘柄・毎月の金額・買う日」を先に決める

投資の基本は、最初に自分の投資プランを固定することです。円安か円高かにかかわらず、投資信託の銘柄(投資対象)と毎月の積立金額、そして買い付け日を決めておきましょう。

例えば「全世界株式のインデックスファンドを毎月1日に1万円積み立てる」といった具合です。一度ルールを作れば、為替の上下に振り回されずに買い続けられます。決まった手順で淡々と積み立てることで、相場の状況に関係なく資産形成を習慣化できます。

このように先に投資ルールを決めておけば、為替に惑わされず淡々と投資を続けられます。結果として投資を日常の習慣にできるので、長期の資産形成により役立ちます。

積立投資の仕組みと具体的な始め方については、こちらで詳しく書いています↓

あわせて読みたい
積立投資とは?初心者向けに仕組みやメリットをわかりやすく解説 積立投資とは?基本概念を解説 積立投資の定義(毎月一定額を投資する手法) 積立投資とは、毎月(または定期的)に一定額を投資商品へ投じる投資手法です。一括投資の...

毎月の積立額とタイミングに加え、追加投資の条件と上限額まで決めておく

積立投資では、毎月の投資額と購入タイミングを決めるだけでなく、ボーナス時などの追加投資についてもルール化しておきましょう。

例えば「円安がさらに進んでドル円が△△円になったら追加で○万円買う」「市場が▲%下落したら○万円買い増す」といった条件を事前に設定します。また、一度に投資する追加資金の上限額も決めておけば、感情に任せて買いすぎるのを防げます。

こうしたマイルールがあれば、円安局面でも落ち着いて行動でき、計画通りに資産を積み増すことができます。なお、事前に条件を明確にしておくことで「今買うべきか」と迷わずに済み、判断がブレにくくなります

さらに、上限額を設けておけば余裕資金を残せるため、後の相場変動にも柔軟に対処できます

円安はブレやすいから「買い時を当てる投資」は難しい

為替相場は政治や経済指標など様々な要因で変動するため、円安・円高のタイミングを完璧に当てることは困難です。

そのため「円安だからもう少し円高になるまで待とう」「今が底だから一気に買おう」といった短期的な予想頼みの投資はうまくいきにくいのです。円安は相場がぶれやすい状況でもあるため、買い時をピンポイントで狙うより、決めた積立を淡々と続けるほうが結果的に得策となります。

為替予想に寄せるほど「投資の開始」が遅れ、買うタイミングを逃しやすい

「円高になってから投資しよう」とタイミングを見計らっていると、投資の開始時期がどんどん遅れてしまいます。為替レートは将来どう動くか誰にも正確にわからないため、待っている間に相場が上がり、結局好機を逃すリスクがあります。

実際、投資では「いつ買うか」より「どれだけ長く投資するか」が重要とされます。早く市場に資金を入れ、時間を味方につけることで長期の上昇の恩恵を受けやすくなるからです。

迷っている間に積立期間を短くしてしまうより、思い立ったら少額でも始めてみることが大切です。極端な円安・円高を待ちすぎず、早めに市場に参加して「時間」を味方につける姿勢が肝心です

買えない状態が続くと積立が途切れ、投資が習慣化しにくい

為替や相場の様子をうかがって「今月は見送り」という状態が続くと、積立投資のリズムが崩れてしまいます。投資は継続することに意味がありますが、買わない月があるとそのまま積立をやめてしまうケースも多いものです。

例えば円安が気になって積立を中断しているうちに、その習慣自体が途切れてしまう恐れがあります。積立投資を生活の一部として定着させるには、為替に関係なく毎月決まった額を買い続ける仕組みを維持することが肝心です。

実際、一度積立を中断すると再開が難しくなるケースも少なくありません。為替に左右されず積立を続ける仕組みを維持することで、長期投資の効果が発揮されます。

一度に買い過ぎると余裕資金が尽き、下落時に追加できなくなる

「今が円安のピークだから」と判断して一度に多額の資金を投じてしまうと、その後相場が下落した際に追加で買うための余裕資金がなくなってしまいます。

一括投資はタイミングが合えば効率的ですが、想定に反して価格が下がると大きな損失を抱え、身動きが取れなくなるリスクがあります。

日本証券業協会でも、購入時期を分散する定期積立(ドルコスト平均法)について、「購入時期を分散することで価格変動リスクを低減させる効果がある」と紹介しています。

資金を小分けに投入しておけば、後で値下がりした時にも「安い時こそ買い増し」のチャンスを活かせるのです。このように購入時期を分散すれば、高値掴みのリスクを下げ、後悔の少ない投資ができます

投資信託のリスクの低い買い時

「では具体的に、いつ投資信託を買えばリスクが低いのか?」と疑問に思うかもしれません。

結論として、投資信託の買い時は毎月コツコツと積み立てる習慣の中にあります

相場や為替の短期的な上下を細かく気にせず、毎月同額・同じタイミングで機械的に買うのが、結果的に最もリスクを抑えた買い方になります。

さらに、積立に加えて相場が下落したときに少額ずつ追加購入するなど、買い方にも工夫することで、長期的なリターンを狙いつつ価格変動のリスクを抑えることが可能です。

「毎月同額・同じタイミング」で積立投資がおすすめ

投資信託の購入タイミングを分散するには、積立投資が最適です。毎月決まった日に同じ金額を投資することで、価格が高いときは少なく、安いときは多くの口数を買えるため、平均購入単価を低く抑える効果が期待できます。

この手法はドルコスト平均法(一定額を定期的に買い付ける投資手法)と呼ばれ、初心者でも実践しやすい方法です。市場の動きを予測して「安値でまとめ買い」を狙うより、自動でコツコツ買う方が精神的な負担も少なく、長く続けやすいでしょう。

また、値動きを細かく気にしなくて済むため精神的な負担も小さく、初心者でも安心して続けられます。

投資信託の選び方と始め方については、こちらで詳しく書いています↓

あわせて読みたい
投資信託の初心者は何から始める?おすすめの銘柄や選び方のコツを解説 最近、「投資を始めたいけれど何から手をつければよいのかわからない」という声を耳にすることが増えています。中でも投資信託は、日本人の多くが資産形成の第一歩とし...

追加で買う時もなるべくリスクを減らすのが重要

毎月の積立に加えて追加購入を検討する場合も、なるべくリスクを抑える工夫が必要です。

例えば相場急落時に追加投資する場合でも、一度に全額投入せず数回に分けて買うようにします。そうすれば万一さらに価格が下がっても、あとで買い増しする余力が残ります。

また、「ここが底だ」と決め打ちせず、数%下がるごとに少額ずつ買うようなルールにすれば、結果的に有利な平均購入価格で仕込むことも可能です。追加投資でも分散と余裕を持たせることが、長期運用で成功するポイントです。

円安時における投資の注意点2選

円安局面で投資をする際には、いくつか注意すべきポイントがあります。

まず、為替レートが円安か円高かといった単一の要素だけで投資判断をしないことです。円安だからといって焦って特定の資産を買ったり、逆に投資を躊躇したりするのは適切ではありません。

また、投資後に短期の値動きに惑わされて慌てて売却しないことも重要です。円安時は為替や相場の変動ニュースが増えるため、一喜一憂しやすいですが、長期目線を忘れないようにしましょう。

円安という要素だけで判断しない

為替が円安だからという理由だけで投資の判断を下すのは避けましょう。投資信託の価格は組み入れ資産の価値や世界の市場動向によって決まるため、円安はその一要因に過ぎません。

むしろ大切なのは、その投資信託の中身(投資先の国や企業の成長性など)と自分の資産配分全体で見た適切さです

例えば円安時に外国株の投資信託を買う場合、為替で円換算の価格は割高になるかもしれませんが、長期的に見れば企業の成長による基準価額の上昇でカバーできる可能性もあります。

円安・円高といった為替の局面だけに左右されず、自分の長期戦略に沿って投資判断をすることが大切です。目先の円安に振り回されず、資産全体を見渡した冷静な判断を心がけましょう。

短期の値動きだけで売り急がない

円安局面では、為替や市場のニュースに敏感になりすぎて短期的な値動きで焦って売却してしまうミスが起こりがちです。

しかし、一時的な下落は長い目で見れば回復することも多いため、目先の損益に振り回されないことが肝心です。

京都銀行の解説によれば、積立投資は頻繁な売買を前提とせず、日々の値動きに一喜一憂しない長期運用を想定した方法であり、多少の値下がりがあっても続けることで時間と複利が味方になるとされています。

毎日のように基準価額をチェックすると精神的なストレスにつながる可能性があります。短期的な変動は「ある程度放置」するくらいの心構えで、むしろ下がった時は買い増しの好機くらいに捉えるのが長期投資のコツです。

円安に強い分散投資のやり方

円安による影響を和らげ、安定したリターンを目指すには分散投資が有効です。「分散投資」とは、資産を一箇所に集中させず複数に分けることでリスクを軽減する手法です。

特に値動きの異なる資産異なる国・通貨、そして購入のタイミングを分散させることで、円安による資産変動のブレを小さくできます。以下では、円安に強い分散投資の具体的なポイントを4つ紹介します。

資産の分散:株式だけに偏らず、値動きが違う資産も組み合わせて下落幅を抑える

まずは資産クラスの分散です。株式だけでなく値動きの異なる債券やリート(不動産投資信託)などにも資金を振り分けることで、ポートフォリオ全体の値下がりリスクを抑える効果があります。

例えば、円安局面で株式が値下がりしても、債券の中でも国債などは相対的に価格変動が小さく、安定しやすい傾向があります。

実際、2008年のリーマン・ショック時には株価が急落する一方で、国債は「質への逃避」で買われやすかった反面、社債は信用不安でスプレッドが拡大し、ハイイールド債は大きく下落するなど、債券でも種類によって値動きは大きく異なりました。

このように異なる値動きをする資産を組み合わせておけばどれか一つが大きく下落しても他がカバーし、資産全体としてのダメージを緩和できます。

分散投資の具体的な銘柄数や選び方については、こちらで詳しく書いています↓

あわせて読みたい
つみたてNISAで銘柄はいくつ買う?分散投資のコツを紹介! 「つみたてNISAでは銘柄をいくつ買うべきか?」と初心者の方は一度は疑問に思うのではないでしょうか。つみたてNISAは少額から長期・分散投資ができる魅力的な制度です...

国の分散:投資先の国・地域を分けて値動きと為替影響を分散する

次に投資する国・地域の分散です。日本国内だけでなく、米国や欧州、新興国など世界各地の資産に投資対象を広げることで、ある国や地域の景気・政策による影響を分散できます。

加えて、複数の地域に投資することは通貨の分散にも繋がります。円安によって日本円の価値が下がっても、外貨建て資産の評価額が上がるため、お互いに保管し合う効果があります。

例えば日本株と米国株を両方持っていれば、円安が進めば米国株の評価益が円換算で増え、日本株の円建て評価減を補うことが期待できます。一国のみに依存しない国際分散投資で、為替変動と市場変動の両面に強いポートフォリオを構築しましょう。

通貨の分散:円か外貨に偏らないように比率を決め、為替の片張りを避ける

通貨の分散も円安対策として見逃せません。資産全体が円建てに偏っていると、円安になった際に相対的な購買力が低下しますし、逆にすべて外貨資産だと円高に振れたときに大きく目減りします。

そこで、円資産と外貨資産のバランスを予め決めておき、一方の通貨に極端に賭ける状態を避けましょう。例えば、円建て資産:外貨建て資産を6:4や5:5にするなど、自分のリスク許容度に合わせた比率を設けます。

こうしておけば、円安・円高どちらに動いても片方の資産がクッションとなり、為替変動による資産全体への影響を和らげることができます。為替相場を完璧に読めなくても、通貨を分散しておけばリスクヘッジになるというわけです。

時間の分散:積立と分割投入を併用し、買いタイミングのブレを小さくする

最後に時間の分散です。前述のように、購入タイミングを一回に集中させず複数の時点に分けることで、価格変動の影響を平準化できます。

具体的には、積立投資を続けることで時間分散を図りつつ、まとまった資金を投入する際も何回かに分割して購入するようにします。例えば100万円を投資するなら、一度に100万円を投入するのではなく20万円ずつ5回に分けて数ヶ月かけて投資するイメージです。

これにより、偶然高値で一括購入してしまうリスクを減らし、取得価格を慣らす効果が得られます。長期にわたって積立を継続すれば、時間経過による上振れ下振れが平均化され、安定したリターンに近づけることができます。

少額から始める堅実投資「LENDEX」の融資型クラウドファンディング

LENDEXは、2万円という少額から始められるため、投資初心者にも取り組みやすい融資型クラウドファンディングです。想定利回りは年5~10%と、銀行預金よりも高いリターンが期待できるうえ、不動産担保ローンへの出資となるため、相場変動の影響を受けにくく安定した運用が可能です。

また、毎月の分配金があるため、継続的なインカムゲインを得られる点も魅力です。多くの案件に担保や保証が設定されており、万が一貸し倒れが発生しても、担保処分などで出資金の回収が図れます。

さらに、サービス開始以来、貸し倒れゼロの実績を誇る点も投資家にとって安心材料です。ただし、元本保証はないため、リスク分散が重要です。複数のファンドに少額ずつ分散投資することで、リスク軽減を図ることができます。

高利回りと安定運用を両立するLENDEXで、新しい資産運用を始めてみませんか?

【FAQ】円安 投資は今やるべきことは?よくある質問

円安のとき、投資信託は買い時ですか?

はい、円安時でも投資信託は買い時といえます。

為替よりも長期の資産成長を優先し、早めに積立を始める方が効果的だからです。例えば世界株式に分散して20年積み立てれば、為替変動を乗り越えて年4~6%程度の安定したリターンが期待できます。

円安のときはS&P500や全世界株の積立を続けるべきですか?

円安時でもS&P500や全世界株式の積立は継続すべきです。 為替の上下に関係なく積立を続けた方が、将来の資産形成に有利になる傾向があるからです。

実際、積立NISAの運用データでも、為替局面を問わず15~20年以上の継続投資で損失が出た例はなく、着実に資産が増えていることが示されています。

円安が怖いとき、投資はやめて現金で待つべきですか?

いいえ、円安が不安でも投資を止めて現金で待つのはおすすめできません。

現金預金は利息が低くインフレに弱いため、長期間持つと実質的に資産価値が目減りするリスクがあります。

むしろ積立額を調整するなど無理のない範囲で投資を続け、円建てと外貨建て資産をバランスよく保有しておくほうが、将来の資産防衛につながります。

まとめ|円安 投資は「分散」と「継続」で勝つ

円安局面でも、「分散」と「継続」を徹底すれば堅実に資産を増やせます。

実際、金融庁の分析によれば国内外に分散して20年間積み立てを続けたケースでは、年間2~8%の収益率となっています

一時的な円安に振り回されず、資産・地域・通貨・時間を分散しながら長期の積立投資を継続することが、最終的に円安に打ち勝ち資産形成で成功する確実な戦略といえるでしょう。

▶︎ 円安時の具体的な投資先について、もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ

あわせて読みたい
円安時におすすめの投資5選!円安の進行状況や投資する際の注意点も解説 「円安の時は何に投資すればいい?」と考えてはいませんか? 円安では円売り・ドル買いによってキャピタルゲインを出しやすいため、どのような金融商品に投資すれば良いか...

参考元

 

執筆者

2018年から株式会社LENDEXに勤務。システム部を担当。システム制作やWebマーケティングを担当している。これまでにWeb開発や不動産投資関連の業務に携わってきており、その経験を活かして業務に取り組んでいる。

目次