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「日本人は投資が苦手だ」とよく言われます。
アメリカやイギリスなどの欧米と比較すると、日本人は投資より貯蓄を好む傾向にあり、資産を運用して利益を出す、投資を避ける傾向にあるというのです。
ではなぜ「日本人は投資が苦手だ」と言われてしまうのでしょうか。その原因をいくつかの観点から探ってみました。
年金や保険制度が手厚いから
まず一つの要因としては、これまで日本人はあえて投資をする必要がなかったという点が考えられます。手厚い老後保証があるので、資産運用をせずとも生活できると考える人が多いと言えます。
確かに日本はアメリカと比べると、国民皆保険制度があり、全国民をカバーする医療体制が構築されています。対してアメリカは国民皆保険制度がなく、貧富の差により受けられる医療行為の質が違うとも言われています。
日本は国民皆保険制度があるため、世界でも屈指の長寿国だと言えるでしょう。
アメリカでは個人で医療保険を用意しなければならず、非常事態に対応するためには収入が必要です。そのため利率が低い貯蓄ではなく、投資をして少しでも資産を増やしていかなければいけないという意識があると考えられます。
また個人年金に関しても日本は手厚いものがあります。サラリーマンはいわゆる2階建ての年金があり、職場や職種によっては3階建ての年金も珍しくありません。
しかし、少子高齢化により年金や医療制度も徐々に負担率や支給年齢が変わってきています。今後は、日本のこの保険制度や年金制度が従来どおりに続くとは断言できる状況ではありません。
バブル経済の崩壊を体験しているから
日本人の中には、投資=損をしやすいという意識を持つ方も多いのではないでしょうか。 人間は、どうしても良かったことよりも、悪かったことの方が記憶に残りやすいものです。
特に1990年代前半に発生したバブル経済の崩壊による日経平均株価の下落、そして不動産価格の下落は、当時子供であった30~40代の方も鮮明な記憶を持っている人が多いのではないでしょうか。そして現役世代であった50代以上の方にとっては、リアルに体験した経済危機として、鮮烈な印象を持っているのではないでしょうか。
その影響もあり、日本では株式投資や不動産投資は損をしたり、失敗すれば大損をしたりするという意識が植え込まれてしまっていると思います。 2000年代にもリーマンショックやライブドアショックと呼ばれる株価の下落が発生しています。一方で、2000年代に入ってからはアベノミクスによる株価の上昇、景気回復も発生しており、不動産価格においては、バブル崩壊以後は大きな相場下落が発生しておらず、人口集中エリアを見れば、経年で徐々に値上がり傾向にあります。
相場の変動や暴落の原因をよく知ることで、投資のリスクに対する意識は十分に変えることができます。
学校の授業で学ぶことがなかった
そして、日本人が投資を苦手であると感じる最も大きな要因は、日本ではこれまで学校の授業などで投資について学ぶ機会がなかったからだとも言えます。
自分で働かずにお金を動かしてお金を増やす投資を、卑しいと考える風潮もあったのかもしれません。
しかし、昨今は投資の重要性を政府が訴えているように、高校では家庭科の授業の中で、金融教育が2022年からスタートしています。
「投資は学校の勉強の一環」こういった風潮の変化により、投資に対する日本人の一般的な意識が今後は大きく変わっていくかもしれません。
物価上昇や老後の貯金額について、政府が発表するたびに大きなトレンドになります。またiDeCoやつみたてNISAなど、政府が用意するメリットの大きな投資制度も生まれてきています。
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