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「エクイティ（Equity）」は、資本や出資を意味し、不動産投資では自己資金や株式など、借入以外で調達された資金を指します。収益物件の購入時にローン（負債）と組み合わせて用いられることが多く、投資家が所有する持分を表します。

「NCF（Net Cash Flow）」は、不動産投資における純キャッシュフローを指します。NOI（純営業収益）からローン返済や運営費用を差し引いた金額で、実際に手元に残る現金を表します。不動産の収益性や資金繰りを評価する際に重要な指標です。

「管理費」とは、マンションやアパートなどの共用部分の維持管理にかかる費用を指します。具体的には、清掃、修繕、エレベーターの保守点検、共用設備の光熱費などが含まれます。入居者や所有者が毎月支払うことが一般的です。

「中途解約」とは、契約期間中に契約を途中で終了することを指します。不動産賃貸契約では、借主や貸主が特定の条件や手続きを満たすことで中途解約が可能です。ただし、契約内容に基づき、解約予告期間や違約金が発生する場合があります。

「内法面積」とは、部屋の壁の内側の寸法を基準に計測した面積を指します。実際に使用できる空間の広さを正確に反映しており、壁芯面積よりも小さくなるのが一般的です。不動産取引では、実際の居住スペースを把握するための指標として使われます。

「一括借り上げ」とは、不動産オーナーが物件を管理会社に一括で貸し出し、管理会社がその物件を入居者に転貸する仕組みです。オーナーは空室の有無に関係なく一定の賃料収入を得られるため、空室リスクを軽減できます。

「メザニンローン」は、融資の中でシニアローン（優先債務）とエクイティ（出資）の中間に位置するローンです。不動産投資では、物件購入や開発資金の一部を補うために利用されます。

「有価証券」とは、財産権を表す証券で、譲渡可能なものを指します。具体例として、株式、債券、投資信託の受益証券などがあります。不動産投資では、不動産特定共同事業やREIT（不動産投資信託）などが関連します。

「共用部分」とは、マンションやビルなどで、居住者や利用者全員が共同で使用するエリアを指します。具体的には、エントランス、廊下、エレベーター、階段、駐車場などが該当します。管理や修繕費用は、所有者や利用者が分担して負担します。

「壁芯面積」とは、不動産の面積表示方法の一つで、壁の中心線を基準に計測した面積です。主にマンションの専有部分の広さを表示する際に使われます。実際に使える空間よりやや広めに表示されることが特徴です。