LENDEXブログ担当です。
レンスポでの案件提供が遅れておりまして申し訳ございません。
今回は、レンスポのようにスポーツ関係のイベントなどをクラウドファンディングで成功に導いた事例をご紹介いたします。
近年、プロ・アマ問わず、スポーツに関するクラウドファンディングは増加傾向です。
その気になるリターン内容はお礼メールやサイン入りグッズであり、調達した資金は運営費や活動費に充てられるケースが多いです。
では3つの実例を見ていきましょう。
ラグビー「サムライセブン」のトップチーム・スクール事業資金
サムライセブンは、2014年3月に誕生した男子7人制ラグビー専門クラブチームです。チームの代表は、元日本代表で世界選抜の経験が3度あり、「世界の翼」とも称された吉田義人氏。オリンピックに出場して金メダルを目指すだけでなく、「7人制ラグビーの普及」と「人財育成」をコンセプトとして青少年の健全育成を視野に学校への7人制ラグビークリニックを行うなど、子ども向けのスクール事業も展開しています。
サムライセブンは、クラウドファンディングサイトでトップチーム・スクール事業を展開するための資金調達を行いました。
目標金額は77万7,777円で、設定されたリターンは以下のとおりです。
・3,000円:サムライセブンオリジナル名刺
・5,000円:吉田義人直筆サイン色紙(宛名&座右の銘入り)
・7,777円:サムライセブンオリジナルTシャツ
・7,777円:サムライセブンオリジナル名刺&吉田義人直筆サイン色紙
・1万5,000円:吉田義人直筆サイン入りサムライセブンオリジナルラグビーボール
・7万7,777円:吉田義人指導によるセブンズラグビー体験(1時間)&練習見学会
結果は、目標金額の131%となる102万1,289円の資金調達を達成しています。
サッカー「いわきFC」チーム運営費・強化費
福島県いわき市に本拠地を構えるいわきFCは「いわき市を東北一の都市にする」という理念のもと、2015年に発足されたサッカーチームです。2022年からはJ3への昇格が決まっています。
いわきFCも、クラウドファンディングサイトで資金調達を行っています。目標金額は500万円で、調達した資金は、クラブ公式のマスコットの誕生や公式サイトの改修、フィールドメンテナンスなどのチーム運営費用と強化費用に充てられる予定です。
リターン内容は次のとおりです。
・歴史に名を残そうコース:いわきFCパークのエントランスに名前を刻む
・プレミアムグッズコース:全選手サイン入りオーセンティックユニフォーム
選手着用サイン入りユニフォーム(希望選手)
全選手サイン入り昇格記念ビッグフラッグ
全選手サイン入り JFL公式試合球
プロジェクトの公開から1日も経たずに目標金額の500万円を達成しており、2021年12月8日時点(募集期間残り14日)で、支援者470人、支援金額787万6,000円(目標金額の157%)となっています。
大分県のアスリート・陸上 兒玉芽生 応援プロジェクト
兒玉芽生選手は、大分県出身の大学4年生で、日本女子陸上短距離界の期待のホープです。小学1年生から陸上のクラブチームに通い、小学5年生のときに100mの全国大会で優勝しています。高校3年生のときには、インターハイと国体少年Aの100mで2冠を達成し、進学先の福岡大学でも2020年に日本インカレで3冠(100m、200m、100m×4リレー)を達成するなど、輝かしい実績を挙げています。
クラウドファンディングで調達した資金は、遠征費など競技に関わる費用に充てられる予定です。これまではアルバイトで賄っていましたが、資金調達を行うことで、精神的・肉体的に陸上に打ち込む環境を整えられます。
このクラウドファンディング「大分県のアスリート・陸上 兒玉芽生 応援プロジェクトby明治安田生命」は、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」を活用したものです。リターン内容は次のとおりです。
・1,000円:お礼のメール
・5,000円:お礼の手紙
・1万円:サイン色紙+お礼の手紙
・2万円:サイン色紙+お礼の手紙+オリジナルステッカー
目標金額は30万円ですが、2021年12月8日時点(募集期間残り82日)で、支援者103人、支援金額76万7,000円(目標金額の255%)となっています。
まとめ
ここで紹介した事例以外にも、スポーツに関するクラウドファンディング案件は非常に多いです。クラウドファンディングが新たな資金調達方法として普及していることがわかります。スポーツに関するクラウドファンディングは、今後もさらに広がっていくことが予想されますので目が離せません。
レンスポにもぜひご期待ください!