LENDEX業務部の石野です。
2024年も3月に入り、年度末ということで色々慌ただしい状況になっている方も多いのではないでしょうか？投資家の皆様に置かれましては、確定申告を行う時期でもあります。確定申告書の作成とともに2023年の投資の結果を振り返る良い時期とも言えるでしょう。
今回のブログでは、2024年2月のLENDEXの状況について、お伝えいたします。
2024年2月のLENDEXの募集状況
2024年2月、LENDEXのファンド募集、償還の数字は以下のようになっています。
- 募集：20件 7億3,920万円
- 償還：17件 10億9,683万円
募集金額は1月を上回っていますが、2月はそれ以上に償還が多数あり結果として当社としての運用金額は減ることとなりました。ただしこれは季節的な傾向であり、毎年年度末前には多数償還が行われております。
不動産取引は3月から活性することが多く、当社でも3月に入ってから積極的な募集を行っています。3月、4月と募集金額を増やし、当社でも運用金額及び利益を増やすよう努めてまいります。
また2月に募集した案件はいずれも短時間での満額募集を達成しております。
投資家の皆様に償還を行ったタイミングに合わせて案件の募集も行うことで、投資家の皆様の資金を効率よく運用できるようにしています。
この流れは3月以降も継続していきたいと考えております。
2024年2月の市況
2024年2月の市況を振り返ると、日本国内では株高そして円安傾向であり、2024年1月と大きく変わることはありません。
ニュースなどではインバウンド需要に対応した物価高などが報道されており、外国人観光客の受け皿となる観光施設、またホテルなどの需要も大きく増しています。
これは不動産業界にとっては追い風になる傾向と言えるでしょう。
一方で円安人件費の高騰、資材の高騰などにより不動産の新築物件の値段は上昇しています。不動産投資の対象は新築物件よりも中古物件という流れも生まれてきており、中古物件を購入してリフォームし、高値の売却を狙うためのソーシャルランディングの資金需要も生まれてきております。
当社としてもこの機を逃さず価値ある案件を組成し、投資家の皆様にご提供できるように新規案件の開拓に努めております。
どうぞ2024年度のLENDEXにご期待ください。
まとめ
2024年2月は募集金額を償還金額が上回ることとなり、当社としては運用金額を減らしています。一方で償還と同時に募集を行うサイクルを作っていくことで、短時間での満額募集を達成することに成功しました。
償還と同日の募集の流れを続けていくことで、投資家の皆様ができるだけ効率よく資金を運用できるように努めていきます。
ソーシャルレンディングに投資をする時は、利回りだけを見るのではなくできるだけ資金を無駄なく運用できるように、募集開始から運用開始までの時間、そして運用終了から償還までの時間もよくご確認ください。
当社では案件の運用が終了した後には数日以内に速やかに投資家の皆様に償還を行っております。運用終了後の償還に数週間待つような案件では、資金を運用できないことが多く、実質的な利回りは更に下がってしまいます。
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