12月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなり、本格的な冬の訪れを感じるようになりました。本格的な冬物への需要や年末商戦に向けた消費の動きが徐々に活発化する一方で、依然として続く物価高と生活コストの上昇への懸念は残っています。このような経済環境において、資産を「守り」「育てる」ための運用や見直しの重要性は高まっていると言えるでしょう。
それでは、2025年11月のレンデックスにおけるファンド募集・償還状況と市況動向を振り返ってみましょう。
2025年11月のレンデックスの募集・償還状況
2025年11月におけるレンデックスのファンド募集および償還実績は、以下のとおりです。
- 募集:16件 9億679万円
- 償還:17件 9億3,778万円
11月は、償還額が募集額を上回る月となりました。
募集に関しての状況は当社も大変真剣に捉えているところです。
融資型クラウドファンディングや不動産型クラウドファンディングを取り巻く状況の変化をより当社も理解し、投資家の皆様の厳しいご意見もいただきながら、信頼される、そして投資をする価値があると判断いただけるファンドの蘇生に取り組んでいく所存です。
また、以前にお知らせしたとおり、払い戻し手数料を月1回まで無料と変更しております。この機会にまたレンデックスの融資型クラウドファンディングの積極的なご利用をご検討ください。
2025年11月の市況動向
11月の国内外経済は、引き続き各国中央銀行の金融政策とインフレ動向、そして地政学的リスクに注目が集まる展開が続きました。
為替市場では、米国の金利高止まり観測を背景とした円安基調が11月も継続しました。一時1ドル150円台に迫る局面も見られ、エネルギー価格や輸入コストの上昇、ひいては消費者物価への影響が強く意識されています。そしてその傾向は12月も持続しています。
また、中東情勢を巡る地政学的リスクの高まりは、原油価格の変動を通じて市場に不透明感をもたらし、投資家心理を圧迫しました。
株式市場では、日経平均株価が堅調に推移し、一部では高値圏を維持する動きも見られましたが、上記の地政学的リスクや欧州の景気減速懸念が重荷となり、投資家は依然として慎重な姿勢を崩していません。
一方、不動産市場では、住宅ローン金利の上昇に加え、建築コストの高止まりの影響から新築物件の価格は依然として高水準を維持しています。このため、投資家の関心は、より利回り確保と出口戦略を重視できる中古やリノベーション物件へとシフトしており、堅実な投資判断が求められる局面が続いています。
まとめ
国際情勢リスクと円安・インフレが重なり、経済の不透明感が増す今、個人の資産形成においては「一定した利回り」と「リスクを抑える設計」がこれまで以上に重視されると考えられます。
レンデックスの融資型クラウドファンディングでは、年利6〜10%の期待利回りを目指せる案件を多数提供しており、特に以下の点が強みです。
- 毎月分配によるキャッシュフローの確保
- 柔軟な運用期間の選択
- 不動産を担保とするリスク低減
不安定な市場環境に対応できる、堅実な資産ポートフォリオの構築にぜひご活用ください。
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