皆様、梅雨の気配が近づき、雨に濡れたあじさいの美しさが映える季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。2026年も5月が終了し、新年度のスタートから2ヶ月が経過いたしました。
この5月を振り返れば、中東情勢を巡る交渉の進展期待から原油価格が下落に転じるなど、前月までの緊迫感に一部で緩和の兆しが見られました。これを受けて金融市場はリスクオンの姿勢を強め、日米の主要株価指数が最高値を更新する活況な展開となりました。それでは、2026年5月におけるレンデックスのファンド募集・償還状況をご報告いたします。
2026年5月のレンデックスの募集・償還状況
5月の募集実績、償還実績は以下のとおりです。
募集 21件 9億540万円
償還 17件 9億3,347万円
5月は前月(募集27件・11億2,887万円)と比較して募集件数・金額ともに縮小する結果となり、運用金額ベースでも約2,800万円の減少となりました。
投資家の皆様に十分な投資機会を提供しきれず、ポテンシャルを活かしきれなかった点については、当社として真摯に受け止めるべき課題であると考えております。
しかしながら、このような足踏みの状況にあるからこそ、次月に向けて体制を立て直す好機と捉えています。
6月はより魅力的な案件の発掘とファンド組成を加速させ、投資家の皆様の期待に力強くお応えできるよう、全社一丸となって全力で頑張ってまいります。どうぞこれからのレンデックスにご期待下さい。
2026年5月の市況動向
5月の金融市場は、前月まで高まっていた地政学的リスクやインフレ懸念が月の後半にかけて和らいだことで、全体として良好なパフォーマンスを示す月となりました。
特に中東情勢においては、米国とイランの間で戦闘終結に向けた交渉が進展するとの期待感や、ホルムズ海峡の通行再開への見通しが浮上したことで、それまで高騰していた原油価格が下落へ転じました。WTI原油先物価格の急騰が一服したことは、世界的なインフレ再燃リスクを和らげる要因となり、国債利回りの低下と株式市場の反発を後押ししました。
為替市場では、4月から5月にかけて政府・日本銀行による過去最大規模(11.7兆円規模)の為替介入が実施されたものの、日米の金利差を背景とした根本的な円安圧力は根強く、1ドル=156円台を中心に推移しました。大幅な急落こそ抑えられたものの、依然として高水準の円安が継続しており、国内企業や家計へのコスト負担は無視できない状況が続いています。
株式市場は非常に強い動きを見せました。中東情勢の緊張緩和や米国のハイテク株・AI関連投資の旺盛な需要を追い風に、主要な株価指数は軒並み上昇。日本市場でも半導体関連株や電子部品などが相場を牽引し、日経平均株価およびTOPIXは史上最高値を更新する歴史的な上昇を記録しました。
国内の不動産市場においては、長期金利の上昇が重荷となる局面があったものの、国内景気の緩やかな持ち直しを背景に底堅く推移しています。主要なオフィスセクターでは新規契約賃料の上昇が続いており、賃貸住宅市場でも物件価格・賃料ともに上昇傾向を維持するなど、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は堅調な推移を見せています。
このように伝統的金融資産(株式や債券)が大きな上昇やボラティリティを見せる中で、当社の融資型クラウドファンディングは、市場の短期的な値動きに直接左右されにくい「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資対象として、投資家の皆様のポートフォリオにおける安定したクッションの役割を果たせるよう、一定性を固めた運用を行うことを引き続き方針とします。
まとめ
2026年もそろそろ半分。株価の最高値更新といった明るいニュースの裏で、円安高止まりによる物価高など、個人投資家の皆様を取り巻く環境は常に変化しています。
こうした局面だからこそ、一部の資産に偏らせず、確実性の高い利回りを期待できる資産を組み入れる「分散投資」の重要性が改めて見直されます。
6月も次なる運用のステップを検討されている皆様にとって、当社の融資型クラウドファンディングが資産運用の中核・安定基盤として選んでいただけますよう、引き続き魅力的なファンド組成に努めてまいります。
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