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セットバック
セットバックとは、建築基準法に基づき、道路の幅が基準(通常4m)に満たない場合に、敷地の一部を後退させて道路の一部として提供することを指します。これにより、建築可能面積が減少する場合があります。 -
使用貸借契約
使用貸借契約とは、貸主が借主に対し、無償で物を貸し、使用・収益させた後に返還させる契約です。賃貸借契約と異なり、借主は賃料を支払う必要がありませんが、善管注意義務や原状回復義務を負います。 -
内見
内見とは、不動産の購入や賃貸契約を検討する際に、実際に物件を見学することを指します。間取りや設備、周辺環境を確認し、契約前に物件の状態を把握する重要なプロセスです。不動産会社の案内で行われることが一般的です。 -
転付命令
転付命令とは、債権者が差し押さえた債権を直接取得するための裁判所の命令です。例えば、債務者の給与や預金を差し押さえた場合、転付命令により債権者がその金額を直接受け取ることが可能になります。 -
政令指定都市
政令指定都市とは、政令により指定された人口50万人以上の大都市で、都道府県から特例的に権限を委譲される市のことです。行政区を設置し、市独自の政策を実施できます。現在、日本には20の政令指定都市があります。 -
37条書面
37条書面とは、不動産取引において宅地建物取引業法第37条に基づき、契約成立後に交付される書面です。契約内容や重要事項を明記し、トラブル防止のため宅地建物取引士が記名・押印することが義務付けられています。 -
停止条件
停止条件とは、契約の効力が特定の条件が成就するまで発生しないことを指します。例えば、「許認可が取得できた場合に契約が有効となる」といった場合、その条件が満たされるまで契約の効力は生じません。 -
リーシング
リーシングとは、不動産の賃貸市場で空室を埋めるためにテナントを誘致し、賃貸契約を成立させる業務を指します。商業施設やオフィスビルで重要な業務であり、賃料設定やマーケティング戦略も含まれます。 -
インスペクター
インスペクターとは、建物や設備の状態を調査・診断する専門家を指します。特に住宅の売買時に、劣化や欠陥の有無を確認する住宅診断(ホームインスペクション)を行い、適切な維持管理や修繕の助言を提供します。 -
使用貸借
使用貸借とは、貸主が借主に対して無償で物を貸し、借主が使用・収益した後に返還する契約です。賃貸借と異なり賃料の支払い義務はありませんが、借主には善管注意義務や原状回復義務が求められます。