クラウドファンディングで行政や自治体が資金募集した事例

LENDEXブログ担当です。

LENDEXでは「レンスポ」というスポーツ関連のクラウドファンディングサイトを運営していますが、近年、クラウドファンディングを活用する行政・自治体も増えています。災害対策や文化振興の発展、環境対策など、内容はさまざまです。

 

ここでは、行政や自治体がクラウドファンディングで資金を募集した事例について紹介します。

 

関西将棋会館建設プロジェクト|大阪府高槻市

関西将棋会館建設プロジェクト!一千年の歴史を紡ぐ「将棋」を未来のこどもたちへ」は、大阪府高槻市と日本将棋連盟による関西将棋会館建設の建設を支援する案件です。高槻市は、1000年の歴史ある日本固有の将棋文化を次の100年200年先につなぎ、文化振興を発展させることを目指しています。

 

クラウドファンディングの主なリターン内容は、次のとおりです。

 

・1万円:名前が入った日本将棋連盟会長からの感謝状+クリアファイル

・2万円:藤井聡太竜王・杉本昌隆八段 師弟揮毫入りブランケット

・5万円:藤井聡太七段(当時)のオリジナル局面扇子

 

目標金額1億円に対して、支援総額は1億5109万6000円(151%)、支援者は2217人でした。※募集終了しています。

 

現在は、「関西将棋会館建設プロジェクト!次の挑戦へ!新会館から新たな将棋の歴史をつなぐ」として、新たな募集も行っています(目標金額2億円)。

 

コウノトリも棲める、地元の環境を整備したい|福井県小浜市役所 環境衛生課

福井県小浜市役所 環境衛生課による「コウノトリも棲める、地元の環境を整備したい!」は、国の特別天然記念物であるコウノトリが今後も継続して棲めるように、環境整備を目的としたプロジェクトです。以下2点の実現を目指しています。

 

・餌場として整備したビオトープを補修して生き物が豊富に生息する環境を整える

・子どもたちの生き物調査や環境教室の場として、生き物や人が集えるスペースを作る

 

クラウドファンディングで集めた資金は、ビオトープの修繕整備や誕生したコウノトリのヒナの保護、検査費用などに充てられます。

 

支援のリターン内容は、お礼状になります。目標金額50万円に対し、支援総額は10万円です(残り14日時点)。

 

みんな元気になるトイレ|千葉県君津市

被災を経験した千葉県君津市が災害派遣トイレ網に。命守る避難所へ!」は、千葉県内や災害協定締結先への、清潔で安全なトイレトレーラーの普及促進を図るためのプロジェクトです。トイレトレーラーがあることで、災害時のトイレ問題の解消につながります。

 

目標金額500万円に対して支援総額1485万円、支援者335人です。集まった資金はトイレトレーラーの購入費用に充てられます。※募集終了しています。

 

京都市ふるさと納税×アーティスト応援|京都市

京都市の「京都市ふるさと納税×アーティスト応援|創作を途絶えさせない」は、アーティストを支援するプロジェクトです。集まった金額の同額を京都市が上乗せして、活動に必要な金額を交付します。

 

プロジェクトの主なリターン内容は、次のとおりです。

 

・5000円:お礼メール

・1万円:お礼メール+プロジェクトの活動報告レポート

・3万円:プロジェクトの活動報告レポート+アーティストからの返礼品など

・5万円:活動報告レポートへの名前掲載+アーティストからの返礼品など

 

目標金額956万円に対して1033万円が集まりました。※募集終了しています。

 

世界遺産法隆寺ー1400年の歴史遺産を未来へー|奈良県

西暦607年に聖徳太子が建立し日本最古の木造建築物として知られる奈良県の法隆寺。その法隆寺で2022年6月から寺社の維持費、修理費などを目的としたクラウドファンディングの募集「世界遺産法隆寺ー1400年の歴史遺産を未来へー」実施されています。

法隆寺は世界遺産にも認定された著名な観光スポットです。しかし、新型コロナウイルスの流行の影響で観光客が激減。木造建築物の維持費や修繕費が不足する事態に陥っています。

2,000万円を目標にクラウドファンディングが実施されていますが、あっという間に1億円を突破。目標を大きく超える金額が集まっています。

クラウドファンディングの謝礼では「御朱印」や「散華」が人気です。

歴史ある建築物維持のためのクラウドファンディングということで、各所から注目を集めています。

まとめ

ここで紹介したプロジェクトの他にも、行政・自治体による案件は多数あります。目標金額を大幅に上回っている案件も多く、行政・自治体によるプロジェクトへの注目の高さが伺えます。

 

新たな資金調達手段として、今後も多くの行政・自治体がクラウドファンディングを活用することでしょう。

 

クラウドファンディングの裾野はどんどん広がっています。

ぜひレンスポにもご注目ください。