LENDEXブログ担当です。
ソーシャルレンディングに興味をもつ方の中には、不動産投資に興味がある方も多いのではないでしょうか。
不動産投資における所有形態はいくつもありますが、アメリカでは一般的なフラクショナルオーナーシップもその1つです。
フラクショナルオーナーシップは個人や法人で完全に所有をするのとは違い、複数人で1つの不動産を所有します。
フラクショナルオーナーシップについて「どんなメリットがある?」「フルオーナーシップやタイムシェアなどの所有形態との違いは?」など疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
不動産投資を検討している方は、ぜひご一読ください。
フラクショナルオーナーシップとは
フラクショナルオーナーシップ(Fractional Ownership)とは、分割所有権のことで、1つの物件や部屋を複数人で共同所有をします。共有者同士が調整をして、3週間や4週間以上など、長期間にわたり利用権を分け合う仕組みです。アメリカなど海外の不動産所有形態の1つになります。
フラクショナルオーナーシップで不動産を所有することで、1人で1つの物件や部屋を所有するより費用を抑えられます。
フラクショナルオーナーシップのメリット
フラクショナルオーナーシップのメリットを知ると、他の所有形態と比較ができ、自分に合った方法なのか判断ができます。
ここでは、フラクショナルオーナーシップのメリットについて見ていきましょう。
初期費用を抑えられる
フラクショナルオーナーシップは、不動産を複数人で共同所有するため、単独で所有するのと比べて初期費用を安く抑えることが可能です。たとえば、3億円の物件を1人で所有する場合は3億円の投資資金が必要ですが、10人で所有をすれば、1人あたりの投資資金は3,000万円で済みます。
初期費用を抑えられることから、投資のハードルが低くなります。
リスクを分散できる
フラクショナルオーナーシップは、1つの不動産を複数人で持ち合うため、潜在的なリスクが軽減されます。不動産価値が下がった場合のリスクを分散することが可能です。
他の所有形態との違い
フラクショナルオーナーシップの他にも、フルオーナーシップやタイムシェアなどの所有形態があり、それぞれで特徴が異なります。
ここでは、フラクショナルオーナーシップ以外の主な不動産所有形態について見ていきましょう。
フルオーナーシップ
フルオーナーシップとは、完全所有権のことです。個人や法人で、不動産を所有する形態を指します。海外の不動産所有形態は、フルオーナーシップとフラクショナルオーナーシップの2つに大別されます。
フルオーナーシップの所有形態に属する物件は、ホテルコンドミニアムやコンドミニアム(マンション)、戸建てなどが一般的です。
完全所有権となるため、フラクショナルオーナーシップより費用負担は大きくなりますが、所有者が好きな時に好きなように利用できます。
タイムシェア
タイムシェアとは、フラクショナルオーナーシップに属する所有形態です。フラクショナルオーナーシップより短い1週間単位で所有権を購入して、不動産を共同所有をします。ヒルトンやマリオットなど、一部の大手ホテル企業がタイムシェアを販売しています。
1つの不動産を多人数で所有するため、初期費用を抑えられ、手軽に不動産投資を始められるのがタイムシェアの特徴です。
ただし、物件を利用できる期間が短いため、必ずしも希望の期間に利用できるとは限りません。
まとめ
不動産を複数人で共同所有をするフラクショナルオーナーシップであれば、1人で不動産を所有するより、投資資金を抑えられます。また、リスクの軽減が可能です。
こういった点では、ソーシャルレンディングと共通する要素があります、
海外の大手ホテルなどに、フラクショナルオーナーシップで投資することもできます。
海外不動産への投資を検討している場合は、フラクショナルオーナーシップやフルオーナーシップ、タイムシェアなど、異なる所有形態について理解をしておきましょう。
一方、円安傾向が続く昨今は、海外投資は相場の変動に注意をする必要もあります。
為替相場の変動を気にせず投資をするのであれば、LENDEXのソーシャルレンディング投資もどうぞご検討ください。
こちらから口座開設が可能です。