500万円を運用するのにおすすめの金融商品7選!選び方や注意点も合わせて解説

「500万円を投資で運用するのに、おすすめの金融商品を知りたい」

現在500万円の貯金があり、子どもの進学や老後といった将来のライフイベントに備えて貯金を投資で運用したいと考える方も多いでしょう。

本記事では、500万円を運用する際におすすめの金融商品を、7つに厳選して紹介します。

また、金融商品の選び方や投資をする際の注意点も合わせて解説しているため、自身に適した金融商品を選び、資産運用を実践してみてください。

目次

500万円の資産運用シミュレーション【利回り別】

利回り1〜10%、運用期間1〜30年の範囲内で500万円を資産運用で増やした結果を、次の表にまとめました。

なお、1,000円以下を四捨五入し、運用時に発生する税金や費用は除外してあります。

利回り / 運用期間 1年後 3年後 5年後 10年後 20年後 30年後
1% 505万円 515万円 526万円 553万円 610万円 674万円
3% 515万円 547万円 580万円 672万円 903万円 1,214万円
5% 525万円 579万円 638万円 816万円 1,327万円 2,161万円
10% 550万円 666万円 806万円 1,297万円 3,364万円 8,725万円

参照:https://keisan.casio.jp/exec/system/14288998856258

運用期間が同じ30年でも、利回り1%と3%とでは運用結果に540万円、5%と10%とでは約6500万円もの差が出ることが分かります。

ただし、自身の利益になるのは、運用収益から20.315%の税金(所得税15.315%+住民税5%)を差し引いた額です。

たとえば、利回り1%の1年後の利益は、所得税を差し引くと約402万円と少なくなる点に注意が必要です。

また、上の表はあくまで目安であり、運用方法によっては利回りが下がり、最悪元本割れを起こす可能性もある点にも留意してください。

500万円を運用するのにおすすめの金融商品7選

500万円の貯金がある投資初心者の方に向けて、おすすめの金融商品を7つ解説します。

500万円を運用するのにおすすめの金融商品を、次の表にまとめました。

金融商品 メリット デメリット
定期預金
  • 元本割れのリスクが低い
  • 一度預金したら簡単に引き出せず、資金が減る心配が少ない
  • 日本の銀行に預けると金利が低い
  • お金を預けるだけで運用効率は悪い
債券
  • デフォルトリスクが低い
  • 満期償還日まで利息がもらえる
  • 収益性は低い
  • 元本割れが起きる可能性がある
外貨預金
  • 日本より金利が高い外貨を保有すると多くの利息がもらえる
  • 米ドルやユーロなど複数の外貨に分散投資できる
  • 為替手数料がかかる
  • 為替差損が発生することもある
貯蓄型の保険
  • 死亡や障害になった際に保険金が受け取れる
  • 生命保険料控除の対象になり節税できる
  • 中途解約するともらえる保険金は満期時のものより少なくなる
投資信託
  • 運用を投資のプロに任せられるため知識がなくても始められる
  • 数千数万円と比較的少額で購入できる
  • 購入時手数料など多くの費用が発生する
  • 投資の経験が身につきづらい
不動産投資
  • 毎月家賃収入を得られる
  • 不動産の売却に成功すれば高い収益を出せる
  • 初期費用が高額
  • 空室リスクや災害リスクなどの対策を徹底しなければならない
株式投資
  • 成長性の高い企業の株式を保有すればハイリターンが期待できる
  • 商品券やお食事券などの株主優待を受けられることもある
  • 企業が倒産すると株式は0円になる
  • ボラティリティが大きい

それぞれの商品のメリット・デメリットを比較検討しながら、自身に合った投資を見つけてみてください。

定期預金

定期預金とは、1ヶ月〜10年と期間を定めて銀行などの金融機関にお金を預ける金融商品です。

定期預金は元本割れのリスクが低く、一度預金したら簡単に引き出せないため、お金が減る心配がありません。

ただし、定期預金はただお金を預ける行為で、投資信託や不動産投資などと比較すると運用効率は下がってしまいます。

とはいえ、500万円を定期預金で全額運用したい方は、数百〜数千万単位の高額を預け入れる大口定期預金がおすすめです。

債券

債券とは、投資家からお金を借りるために国や地方公共団体が発行する金融商品(有価証券)です。

国が発行するものは国債、地方公共団体が発行するものは地方債と呼ばれています。

満期償還日まで利息を受け取れる場合があり、償還日が到来すると元利金が返還されます。

また、企業が発行する株式とは異なり、発行元は国や地方公共団体発行体であるため、破綻するリスクが限りなく低い点がメリットです。

債券には必ずしも利息を受け取れるとは限らず、元本割れも起きてしまいますが、発行元の破綻によるデフォルトリスクが低い点でおすすめです。

外貨預金

外貨預金とは、日本円をアメリカドルなどの外貨に替えて預金し、利息や為替差益を得る金融商品です。

たとえば、高金利政策を打ち出しているアメリカの金利は日本よりも高いため、保有しているかぎり多くの利息が期待できます。

しかし、外貨預金では為替差益のほか為替差損も発生しやすく、為替手数料がかかる点がデメリットです。

また外貨預金は、銀行が破綻しても元本1,000万円までが保護される​​預金保険制度の対象外です。

そのため、時間をかけて貯めた500万円を失わないように、預け先の銀行を慎重に選ぶ必要があります。

貯蓄型の保険

貯蓄型の保険とは、保険金として将来受け取れて、死亡や高度障害などの万が一に備えられる金融商品です。

貯蓄型の保険には次のようなものがあり、保険期間や支払い総額に関係なく、必ず受け取れます。

貯蓄型の保険 保険の特徴
終身保険 保険期間が終身(一生涯)に渡り、加入者がいつ亡くなっても死亡保険金が支払われる
養老保険 保険期間内に加入者が死亡すると死亡保険金が、満期になると満期保険金が支払われる
個人年金保険 国民年金や厚生年金などの公的年金に上乗せして積み立てられ、受取開始時に年金形式または一括で受け取る

また、毎月保険料を支払っていると毎年生命保険料控除が適用され、税制面で優遇措置を受けられます。

ただし、貯蓄型の保険は流動性が低く、中途解約すると満期時よりも受取額が少なくなってしまいます。

投資信託

投資信託とは、資金運用自体をプロの投資会社や専門家に任せられる金融商品です。

投資家から集めた小口資金を大口資金に変えて運用するため、数千数万円程度で始められます。

また、投資信託には次のように種類が多く、複数の商品を保有して分散投資をすることも可能です。

投資信託の種類 特徴
ETF 東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している
インデックスファンド 日経平均株価やS&P500といった指数に連動することを目指す
REIT マンションなどの不動産を購入して、家賃収入や売却益を得る

ただし、投資信託には購入時手数料や運用管理費用(信託報酬)、信託財産留保額などの手数料が多く発生するため、投資信託を購入しすぎないようにしましょう。

不動産投資

不動産投資とは、投資用にマンションなどの不動産を購入し、売却益や家賃収入を得る金融商品です。

毎月入居者から一定の家賃を徴収できるため、不労所得が期待できます。

ただし、不動産投資はリスクの種類が次のように多く、安易な気持ちで始めると想像以上に収益が入らず、むしろ借金を抱えてしまうこともあります。

  • 空室リスク
  • 自然災害リスク
  • 家賃滞納リスク
  • 家賃下落リスク

不動産投資で収益を出すには、入居者募集活動を積極的にしたり、入居審査を徹底したりと地道な努力が欠かせません。

株式投資

株式投資とは、企業が発行する株式を売買し、配当金や売却差益を得る金融商品です。

成長性のある企業の株式を長期間保有すればハイリターンが期待でき、また、企業によっては商品券や割引券、図書カードなどの株主優待をもらえる場合もあります。

しかし、株式投資の天敵は株価暴落リスクで、企業が倒産すると株式の価値は0円になってしまいます。

また、株式そのものはボラティリティが大きく、企業の業績悪化や社会情勢の変化によって株価が敏感に動きます。

そのため、企業の業績チェックや市場分析ができる方に、株式投資はおすすめです。

500万円を運用するのに活用したい節税制度

運用効率を上げるには、500万円をただ運用するのみではなく、次のような税制制度を活用することをおすすめします。

  • NISA(少額投資非課税制度)
  • iDeCo(個人型確定拠出年金)

それぞれの制度を積極的に活用して、所得税の減税などにつなげましょう。

NISA(少額投資非課税制度)

NISAは少額投資非課税制度を指し、NISA口座で資産運用をすると利益が一定額まで非課税になります。

NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠の2種類があり、それぞれの特徴を次の表にまとめました。

つみたて投資枠 成長投資枠
非課税保有期間 無制限 無制限
年間投資枠 120万円 240万円
非課税保有限度額 1,800万円 1,800万円のうち1,200万円
対象の金融商品 投資信託
  • 上場株式
  • 投資信託
対象年齢 18歳以上 18歳以上

参照:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/index.html

通常、投資で得た利益には20.315%の税金が発生しますが、NISA口座で投資をすると半永久的に税金が発生しません。

つまり、本来税金として徴収される予定だった金額がそのまま利益になるということです。

ただし、不動産投資やヘッジファンドなどは対象外な点や、1月1日時点で18歳以上の方しか開設できない点に注意が必要です。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoとは、申込や掛け金の設定、運用などを自身でする私的年金制度の1つで、国民年金や厚生年金などの公的年金とは別にして、60歳以降に給付を受けられます。

iDeCoの主な加入対象者と拠出限度額を、次の表にまとめました。

加入対象者 拠出限度額(/月)
自営業者 68,000円
厚生年金の被保険者(サラリーマンなど) 12,000〜23,000円
専業主婦(夫) 23,000円
国民年金任意加入被保険者 68,000円

参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html#h2_1

また、拠出金は原則60歳までは引き出せないかわり、60歳になると老齢給付金を、加入者が死亡した際は死亡一時金を受け取れます。

500万円をiDeCoで運用することで老後資金になるのみでなく、自身が死亡や障害で働けなくなっても、大切な家族にお金を残せます。

500万円を運用するのにおすすめしない金融商品2選

500万円を運用するのにおすすめしない金融商品を、次の表にまとめました。

金融商品 おすすめしない理由
FX(外国為替証拠金取引) ボラティリティが大きい

レバレッジで大損する理由がある

仮想通貨(暗号資産) ボラティリティが大きい

ポンジ・スキームなどの詐欺被害に遭う可能性がある

それぞれの金融商品の特徴やリスクを解説するため、大切なお金を失わないようにチェックしておきましょう。

FX(外国為替証拠金取引)

FXは外国為替証拠金取引を指し、一定の証拠金をFX口座に預けて2種類の通貨ペアを売買することで、売却差益やスワップポイントが得られます。

国内FXではレバレッジを最大25倍までかけられ、為替変動が味方すれば大きな収益を狙えます。

ただし、FXはボラティリティ(値幅変動)が激しく、レバレッジをかけすぎると大損するリスクがあるため注意が必要です。

そのため、500万円をFXで運用したい方はレバレッジを数倍程度に留め、含み損が発生したらポジションを早めに決済して損切りを徹底しましょう。

仮想通貨(暗号資産)

仮想通貨とは別名暗号資産とも呼ばれ、ビットコインやドージコインなどの架空の通貨を売買する金融商品です。

FXと同様仮想通貨もボラティリティが激しく、通貨のプレスリリースや大統領などの要人の発言、政治経済の出来事などによって価格が大きく変動します。

また、仮想通貨の業界は比較的治安が悪く、次のような詐欺被害も発生しているため注意が必要です。

仮想通貨を用いた犯罪 詳細
ポンジ・スキーム詐欺 投資家から集めた資金を運用すると見せかけて、資金を持ち逃げする
フィッシング詐欺 仮想通貨の偽サイトにアクセスさせて、投資家の個人情報を抜き取る

仮想通貨の売買で500万円を効率良く増やしていきたい方は、仮想通貨の情報収集やセキュリティ対策を徹底することが重要です。

500万円の運用方法の選び方

500万円の運用方法は種類が豊富で、どのような基準で選択すれば良いか悩む方もいるでしょう。

元本保証の有無や流動性、ポートフォリオのタイプなど、運用方法にはさまざまな選び方があります。

それぞれの選び方を押さえ、自身にマッチした運用方法を見つけてみましょう。

リスクとリターンで選ぶ

運用方法を選ぶ際は、リスク(危険性)とリターン(収益性)の度合いを見ることが大切です。

基本的に、投資の世界でノーリスクハイリターンの金融商品は存在せず、仮にあったとしても100%詐欺商品です。

500万円を効率良く運用するにはリスクとリターンのバランスが丁度良い、ミドルリスクミドルリターンの金融商品を選択しましょう。

なお、ミドルリスクミドルリターンの金融商品の中でおすすめなのが、少額投資が可能で初心者でも気軽に始められる投資信託です。

元本保証の有無で選ぶ

元本保証がされているか元本割れが発生するのかも、金融商品で選びで確認する必要があります。

元本保証とは、運用期間中に元々の投資額(元本)が減らないことを保証することです。

元本保証がされている定期預金や保険などの商品は安全性が高いかわりに、収益性は低く増やせる額は雀の涙です。

一方、価格変動などが原因で運用結果が投資額を下回ってしまう状態を、元本割れといいます。

500万円を地道に運用するには、元本割れが起きやすい金融商品を選択するのがおすすめです。

元本割れしやすい金融商品はリスクが高い分、長期・分散・積立を上手に活用すれば安定した利益を出せるためです。

流動性で選ぶ

流動性とは現金化のしやすさを指し、流動性が低いほど収益性が高いという反比例の関係になります。

流動性が低いと簡単に資金を簡単に引き出せないと思うかもしれませんが、同時に浪費によって資金が減るリスクを防げ、結果的に長期間に運用ができるといえます。

なお、流動性が低い金融商品を選ぶ際は、しばらく使う予定のない余剰資金を投資に回すことも大切です。

節税効果で選ぶ

税金をできるだけ支払いたくない方は、節税効果の高い次のような金融商品がおすすめです。

  • 投資信託
  • 不動産投資
  • 株式投資

不動産投資の場合、固定資産の一定額の費用を計上する減価償却によって、毎年節税可能です。

また、投資信託や株式投資はそれ自体が節税対策になるわけではなく、配当金は課税されます。

しかし、売却益が出た際はポジションを保有し続ける含み益の状態では課税されず、税金が発生するのは利確のタイミングです。

つまり、株式や投資信託では、含み益を継続させることで税金の支払いを後回しにできます。

ポートフォリオの組み合わせで選ぶ

どのポートフォリオの組み合わせを選ぶのが理想的か判断することも大事です。

ポートフォリオとは、保有する金融商品の組み合わせと比率のことを指します。

債券・投資信託・不動産投資・株式投資を例にして、ポートフォリオの4通りの組み合わせを、次の表にまとめました。

債券 投資信託 不動産投資 株式投資
ポートフォリオ① 25% 25% 25% 25%
ポートフォリオ② 70% 10% 10% 10%
ポートフォリオ

50% 10% 20% 20%
ポートフォリオ

15% 10% 35% 40%

参照:https://www.am-one.co.jp/asset_formation_assist/04-2.html

たとえば、リスクヘッジを優先させたい方は、ローリスクの債券を最も多く保有するポートフォリオ②がおすすめです。

また、ハイリスクを恐れずある程度のリターンを狙いたい方は、不動産投資や株式投資の保有率が高いポートフォリオ④を取り入れるのが適しています。

なお、ポートフォリオの組み合わせで金融商品を選定する場合、各商品のリスクやリターンの度合いもおおまかに把握しておく必要があります。

500万円を運用する際の注意点

500万円を運用する際は闇雲に投資をするのではなく、次のような点に注意が必要です。

  • 運用目的と目標額を明確にしておく
  • 500万円全額を投資に回さない
  • ポートフォリオを構築して分散投資をする
  • 複利効果を活用して長期投資をする
  • 投資初心者は投資のプロやアドバイザーに相談しながら運用する

それぞれの注意点を押さえることで金融商品を選定しやすくなり、リスクヘッジやハイリターンにもつながります。

運用目的と目標額を明確にしておく

500万円を何のために運用するのか、いくら貯めるのかを明らかにすることで、金融商品もおのずと決まります。

「子どもの進学費用のために200万増やしたい」「老後資金を貯めるために500万を2倍にしたい」など、人の数だけ運用目的と目標額の組み合わせは無数にあります。

なお、運用目的によって目標額が高くなった場合、ハイリスクハイリターンの不動産投資や株式投資を選ぶのがおすすめです。

一方、目標額が低くなった場合は、利益率が低い分元本割れが起きにくく、定期預金や貯蓄性のある保険で地道に資金を増やすのが適しています。

500万円全額を投資に回さない

500万円全てを無条件に投資に使わずに、500万円の中から生活に支障がでない余剰資金で資産運用をしましょう。

投資の世界では自己資金全額を失う可能性もあり、全額が生活防衛資金だった場合は、生活レベルが著しく下がってしまいます。

また、余剰資金を使用して投資をすれば、流動性が低い定期預金や債券も安心して選べます。

ポートフォリオを構築して分散投資をする

1つの金融商品に集中投資をするのではなく、ポートフォリオを構築することでリスクの低い分散投資をしてください。

ポートフォリオとは、金融商品の配分や保有率のことです。

また、ポートフォリオには分散投資によって収益が安定しやすいのみでなく、自身のライフスタイルに合わせて運用できるといったメリットがあります。

複利効果を活用して長期投資をする

地道に資金を増やしていくには、複利効果を活かして長期投資をすることが重要です。

複利効果とは別名金のなる木で、配当金や利息などの運用収益を再度投資に回すことで、
利益が利益を生む効果を指します。

具体的に複利効果で資金がいくらになるかは、次の計算式を使って算出できます。

元本×{(1+年利)年数の累乗}

たとえば、500万円を年利3%で2年運用する場合、2年後には合計530,4500円になります。

投資初心者は投資のプロやアドバイザーに相談しながら運用する

投資自体はリスクが高く、初心者が独力で500万円を運用するのは難易度が高いため、投資に精通した相談相手が必要です。

投資初心者におすすめする・おすすめしない相談先とその理由を、次の表でまとめました。

相談先 理由
おすすめする 銀行

証券会社

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)

  • 投資に関する知識が豊富
  • 資産運用のプロが多い
  • 金融系の会社で長年実務経験を積んだ方が多い
おすすめしない 保険会社

保険代理店

マネースクールの講師

FP(ファイナンシャル・プランナー)

  • 金融商品が保険に限定される
  • 実務経験がない人や無資格の人もいる
  • 金融商品の運用経験が浅い

銀行や証券会社などを相談相手にすれば、中立的な立場で総合的なアドバイスが受けられます。

一方、保険会社の社員やFPに相談すると、金融商品を贔屓したり、実務経験や運用経験が乏しくて説得力に欠けたりする可能性があります。

なお、投資の専門家に相談するのが不安な方は、事前に電話やメールなどで問い合わせてみるのもおすすめです。

収益性の高さやリスクの低さにこだわる方には融資型クラウドファンディングがおすすめ!

ローリスクハイリターンの投資を好む方は、融資型クラウドファンディングが適しています。

融資型クラウドファンディングとは、投資家から集めた小口資金をファンドを通じて大口化し、企業に貸し付ける仕組みです。

融資したお金は企業が行うプロジェクトに使用され、企業の業績やプロジェクトの成果に応じて、投資家は分配金や利息を受け取れます。

平均利回りが2〜7%で運用効率が高く、近年大注目の投資です。

また、数万円の少額から投資ができ、リスクを最小限に抑えながら500万円を運用したい投資初心者の方におすすめです。

ただし、融資型クラウドファンディングにはデフォルトリスクがあり、クラウドファンディングの運営会社や貸付先が倒産する可能性も念頭に置きましょう。

融資型クラウドファンディングならLENDEX

融資型クラウドファンディングにはさまざまな種類がありますが、収益性や安全性の高さにこだわる方には、LENDEXがおすすめです。

LENDEXとは、2018年に開始した融資型クラウドファンディングサービスです。

利益率の高い不動産案件が多く、平均利回りは7.09%と業界高水準です。

また、専門知識のある優秀なスタッフが厳正な審査を実施し、審査に通過した収益性・安全性の高い案件のみ取り扱っています。

そのため、「運用実績400億円以上」「元本割れ0件」という輝かしい数字を誇っています。

なお、2万円から投資が可能で、口座開設から最短2営業日程度で投資を開始できます。

500万円の運用に関するよくある質問や疑問

500万円の運用に関する質問や疑問を、Q&A形式でお答えします。

500万円の貯金を資産運用に回したいと考えている方は、ぜひご覧ください。

500万円の年利5%はいくらになりますか?

500万円を年利5%(複利)で1〜30年運用した時の結果を、次の表にまとめました。

利回り / 運用期間 1年後 3年後 5年後 10年後 20年後 30年後
5% 525万円 579万円 638万円 816万円 1,327万円 2,161万円

ただし、投資で得た利益には毎年20.315%の税金(15.315%の所得税+ 5%の住民税)が発生する点や、元本割れによって利回りが5%を下回る年度も出る点に注意が必要です。

つまり、500万円を毎年右肩上がりに増やせるわけではありません。

貯金500万円で何年暮らせる?

生活費が月20万円と仮定すると、貯金500万円のみでは約2年しか暮らせません。

そのため、貯金をただ生活に切り崩すのは運用効率が悪くなります。

将来のライフイベントに備えて500万円をさらに増やしたい方は、500万円の一部、または全額を投資で運用することをおすすめします。

将来のライフイベントに備えて500万円を手堅く運用しよう!(まとめ)

本記事では、500万円の運用におすすめの金融商品を7つ解説しました。

金融商品にはさまざまな種類がありますが、安全性の高さを重視する方は元本保証つきの定期預金や債券、収益性の高さを重視する方は不動産投資や株式投資がおすすめです。

一方、ボラティリティが大きいFXや仮想通貨は大損する可能性が高く、500万円の運用には適していません。

なお、500万円を効率良く運用するには、運用目的と目標額を明確にしたり、長期・分散・積立投資を行ったりしましょう。

この記事を読んで、老後や冠婚葬祭などの大きな出来事に向けて、500万円を手堅く運用してみてください。

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