2026年9月のレンデックス

皆様、秋分を迎え、朝夕には少しずつ秋の気配を感じられる頃となりました。
この9月を振り返れば、中東情勢を背景とした原油価格の上昇と日米の金利動向が市場の主役となり、株式・為替・債券が引き続き揺れ動く月となりました。それでは、2026年9月におけるレンデックスのファンド募集・償還状況をご報告いたします。

目次

2026年9月のレンデックスの募集・償還状況

9月の募集実績、償還実績は以下のとおりです。

  • 募集:18件 8億2,103万円
  • 償還:9件 5億7,859万円

9月は募集金額が前月を上回り、比較的まとまった規模でのファンド組成となりました。
また募集金額から償還金額を差し引いた運用金額ベースでは、約2億4,200万円の増加となりました。
変動の大きい市況が続くなかでも、投資家の皆様へ案件をお届けできた一方、金利環境の変化を踏まえた案件の収益性と返済確実性の両立は一層重要になっています。10月も厳重な監視のもと与信と組成を重ね、ご期待に沿えるファンドをお届けできるよう取り組んでまいります。

2026年9月の市況動向

9月の金融市場は、中東情勢を背景とした原油価格の上昇と、日米の金利動向が同時に意識された月となりました。

中東情勢の不透明感が続くなか、原油価格の上昇によるインフレ圧力が改めて意識され、世界的に金利上昇への警戒感が強まりました。海外でも長期金利が上昇し、株式市場では金利動向をにらんだ展開が続きました。

国内では、長期金利の上昇が大きなテーマとなりました。9月1日には新発10年国債利回りが一時3.00%まで上昇し、約30年ぶりの水準となりました。長期金利の上昇は、住宅ローンや企業の借入金利、不動産投資における資金調達コストなどにも影響するため、不動産市場においても金利環境をより慎重に見極める必要性が高まっています。

日銀も9月の金融政策決定会合を開催し、金融政策をめぐる市場の関心が引き続き高まりました。金利が上昇する環境では、借入金利の上昇によって不動産投資の収益性が低下する可能性がある一方、金融機関の融資姿勢や投資家の資金需要にも変化が生じるため、今後の金利動向が不動産市場に与える影響が注目されます。

株式市場では、日経平均が月間で小幅に上昇したものの、原油高を起点とした世界的な金利上昇が株式相場の重荷となりました。月末の日経平均は6万6,753円台となり、金利や原油価格、地政学リスクを意識した相場展開となりました。

国内不動産は、長期金利の上昇によって資金調達コストが高まりやすい環境となっています。特に借入金への依存度が高い不動産投資では、金利上昇によって返済負担が増加し、投資収益に影響を及ぼす可能性があります。そのため、物件の利回りだけではなく、借入条件や返済余力、賃料収入などを含めて収益性を判断することが、これまで以上に重要になっています。

一方で、金利上昇局面では市場価格の変動だけに左右されない運用手段への関心も高まります。株式や債券が金利と地政学の双方に反応しやすい局面だからこそ、当社の融資型クラウドファンディングは、日々の相場変動に直接連動しにくい固定利回り型の運用手段として、資産の一部の運用を想定しやすい役割を果たせるよう、案件選定を続けてまいります。

まとめ

2026年も秋を迎え、株価の高値圏での値動きに加え、金利上昇・円安・エネルギー価格という複数の要因が個人投資家の判断を難しくしています。

特に長期金利が上昇する環境では、不動産投資を含む借入を活用した運用において、利回りだけではなく資金調達コストや返済条件まで確認する必要性が高まっています。

10月も、次の一歩を検討されている皆様にとって、当社の融資型クラウドファンディングが運用の土台としてご活用いただけるよう、着実なファンド組成に努めてまいります。

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執筆者

2018年から株式会社LENDEXに勤務。システム部を担当。システム制作やWebマーケティングを担当している。これまでにWeb開発や不動産投資関連の業務に携わってきており、その経験を活かして業務に取り組んでいる。

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