LENDEX業務部の石野です。
このbログではソーシャルレンディング以外にも様々な投資手法をご紹介していますが、今回はヘッジファンドについて、ご説明したいと思います。
ヘッジファンドとは
ヘッジファンドとは基本的に私募で行われる大規模な投資ファンドを指します。運用形態は投資信託のように、資金を預けてその資金を運用してもらいます。その取扱商品は対象は非常に多様なものであり、また投資できる金額は数千万円単位などある程度の富裕層を対象としているものが多いです。
そして公募ファンドの場合、運用成績を有価証券報告書などで公表する必要がありますが、ヘッジファンドは私募であるためそのような必要がなく、自由な資産運用を行うことができます。クローズな環境であるからこその自由度があるのです。
その結果、ヘッジファンド投資は一般的な投資信託よりも高い利回りを狙うことも可能となっています。
ヘッジファンドのメリット
ヘッジファンドのメリットは非常に高い利回りを狙うことができる点です。ヘッジファンドのマネージャーはあらゆる投資先を手段として駆使します。
例えば一般的にはリスクが高い先物取引なども織り込んだ投資を行います。個人ではなかなか手が出せないような投資対象でも、ヘッジファンド経由であれば投資可能です。
ヘッジファンドのマネージャーは非常に投資経験豊富な人間が行っているため、個人投資家が自分の最良で取引をするよりも、高い可能性で利益を狙えます。
ショート相場での逆張り取引や高いレバレッジを駆使するなど、一般的な投資信託ではこのような方法は推奨されませんが、ヘッジファンドであればそのような資産運用を行うため、成功したときに非常に高い利回りが生まれます。
ヘッジファンドに投資するには
ヘッジファンドは私募であるため、誰しもが投資できるものではありません。投資信託は一般的に広く公募されますが、ヘッジファンドは運用会社が私募というクローズドな形で出資者を自主募集します。
最低投資金額は数千万円になるため、富裕層が対象だと言えるでしょう。
そのためヘッジファンドを運営する資産運用会社や証券会社、そのマネージャーなどとのつながりを持ち、紹介されるのを待ったり、自分から問い合わせることになります。
一定以上の資産と経験が投資家にも求められるのが、ヘッジファンドです。そのため誰しもが気軽に始められるものではないとも言えます。
まとめ
ヘッジファンドに投資できるのは、ある程度限られた人のみだと言えます。それだけに高い利回りを狙うことも可能であり、また富裕層にとっては大変魅力的な投資商品となっています。
一方で平均的な年収の個人投資家の方では、高い利回りを狙うことも難しくヘッジファンドには手が出せないということもあるでしょう。
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