社債投資とソーシャルレンディング投資の違い|ソーシャルレンディング

LENDEXブログ担当です。

 

投資対象にもいろいろな種類のものがありますが、「社債投資」という言葉を聞いたことがある方もいるかも知れません。

 

社債もソーシャルレンディングも、企業が資金調達のために行うもの、という共通点があります。

社債は企業がお金を借りるときに発行する借用書のようなものです。ソーシャルレンディングは投資家と企業をマッチングするプラットフォーム上のシステムになります。

そこで今回は、社債とソーシャルレンディングのメリット・デメリットや相違点について解説いたします。

 

目次

社債とは

社債とは、企業が資金調達を目的に発行する債券のことです。債券は満期が定められており、満期を迎えると投資家のもとに額面金額が戻ってきます。また、定められた期日ごと(半年に1度など)に利息が支払われるクーポンが付属しています。

 

投資家は、償還時に額面金額とクーポンを受け取ることが可能です。比較的リスクが小さい投資商品として人気があります。

 

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、お金を投資で貸したい投資家と、お金を借りたい企業をマッチングするシステムです。別名融資型クラウドファンディングとも言います

 

LENDEXのようなソーシャルレンディング事業者は、第二種金融商品取引業に登録しており、投資家と融資を受けたい企業の仲介を行っています投資家は出資をした企業から、定期的に分配金を受け取ることが可能です。

 

社債投資のメリット・デメリット

では、社債投資のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

メリット

社債投資のメリットには、次のようなものがあります。

 

・預金金利や国債より利率が高い

・一般的な投資よりリスクが低い

 

以下は、主な金融機関の預金金利と国債の利回りです。

 

・三菱UFJ銀行:普通預金金利 年0.001%

・楽天銀行:普通預金金利 年0.02%

・国債利率:変動10年 0.16%/固定5年 0.05%/固定3年 0.05%

※2022年6月時点

※国債の利率は募集期間2022年6月6日〜6月30日の場合

 

一方、有名企業の社債の利率は、以下のとおりです。

 

・ソフトバンクグループ:第5回無担保社債(劣後特約付) 年2.48%

・楽天:楽天モバイル債 年0.72%

※どちらも2022年6月時点の募集は終了しています。

 

上記のとおり、預金金利や国債より高い利率で運用できるのが社債のメリットです。また、株式などのように、企業の業績で評価額が下がったり、配当がなくなることはありません。社債は、定められた期日ごとにクーポン、償還日に額面金額とクーポンを受け取ることができます。

 

デメリット

社債投資のデメリットには、次のようなものがあります。

 

・途中解約すると額面金額が下がる可能性がある

・満期までの期間が長い場合がある

 

社債を途中解約する場合は、証券会社が買い取ることになるため、手元に返ってくる金額が額面金額を下回る可能性があります。また、満期までの期間がソーシャルレンディングより長い傾向にあります。

 

例えば、ソフトバンクグループの第5回無担保社債(劣後特約付)は7年間、楽天の楽天モバイル債は3年間です。

 

ソーシャルレンディング投資のメリット・デメリット

次は、ソーシャルレンディング投資のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

メリット

ソーシャルレンディングのメリットには、次のようなものがあります。

 

・利回りが高い

・1万円から投資できる

・運用の手間がかからない

 

ソーシャルレンディングの利回りは2%〜7%程度です。LENDEXでは年利6%からの投資が可能です。

インカムゲイン目的の投資としては、比較的高い利回りで運用できます。LENDEXでは2万円から投資できるため、「少額資金で始めたい」という方も安心です。投資後は特に運用のための作業は必要がありません。

 

デメリット

ソーシャルレンディングのデメリットには、次のようなものがあります。

 

・途中解約ができない

・倒産リスクがある

・元本保証ではない

 

ソーシャルレンディングは、基本的に途中解約ができません。運用期間が終了するまで投資資金は拘束されます。投資先の企業やソーシャルレンディング事業者が倒産するリスクもあります。また、他の投資同様、元本保証でないため投資資金が必ず満額戻ってくるわけではありません。

 

まとめ

ここでは、社債とソーシャルレンディングの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。

社債は、企業が資金調達目的に発行する債券で、定められた期日ごとにクーポンを受け取ることができ、償還時には額面金額が戻ってきます。預金金利や国債より利回りが高く、業績の影響を受けにくいのが魅力です。

 

ソーシャルレンディングは投資家とお金を借りたい企業をマッチングするシステムで、利回りが高く、手間がかからないのが魅力です。

リターン、リスクともにややソーシャルレンディングのほうが高いといえますが、不動産担保のような担保、保証付き案件を選ぶことでソーシャルレンディングはリスクカバーも可能です。

 

社債とソーシャルレンディングは、企業が資金調達のために行う投資法ですが、どちらも特徴が異なります。両方に投資をして資産運用する方も多いです。社債投資やソーシャルレンディング投資に興味がある方は、ぜひ紹介した内容を参考にしてみてください。

LENDEXは2017年7月ソーシャルレンディング事業開始以来、返済遅延、分配遅延、貸し倒れ0です。

不動産担保付きの案件も多数あります。

ぜひLENDEXへの口座開設をご検討ください。

 

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