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今さら聞けない「クラウドファンディングとは何?」をわかりやすく簡単に解説|ソーシャルレンディング

 

LENDEXブログ担当です。

今回は、ソーシャルレンディングをはじめとした各種クラウドファンディングについて詳しくお話しさせていただきたいと思います。

「クラウドファンディング」という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれません。

しかし、実際にクラウドファンディングに投資や支援をしたという人はまだまだ多くないとも言われています。

そこで、クラウドファンディングがどういった仕組みで運営されているのか、どんな種類のクラウドファンディングがあるのかについてかりやすく説明させていただきます。

目次

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、「クラウド」「ファンディング」という2つの言葉をつなげた用語です。

クラウドとは英語で「雲」という意味です。雲とはインターネットの広がりのことを指します。

ファンディングは「ファンド」、つまり投資案件のことを指します。

つまり、クラウドファンディングとは、インターネット上で組成と募集が行われるファンドを指すのです。

多くの人がどこからでもアクセスできるインターネットの機能を使い、不特定多数の人から少しずつお金を集めてファンドを運営する、これこそがクラウドファンディングなのです。

クラウドファンディングの仕組み

続いて、クラウドファンディングの仕組みをお伝えします。

まずはインターネット上で、クラウドファンディングを運営するサイト(運営会社)がファンドの情報を掲載します。

投資家はファンドのリターンや理念を確認し、共感した場合に資金を投資します。

そして、資金が無事に集まればファンドが成立し、その資金を元手としてプロジェクトが運営されるのです。

クラウドファンディングのリターン

クラウドファンディングのリターンは、物やサービスなどのコンテンツや金銭です。

ファンド内のプロジェクトを運営し、得られたものを投資家に配当します。

クラウドファンディングの種類

2020年現在、日本国内において個人投資家が手軽に利用できるクラウドファンディングにはどのようなものがあるのでしょうか?

クラウドファンディングは5種類に分けることができ、その特徴やリターン、メリット・デメリットを簡潔にまとめると下の表のとおりです。

  概要 特徴 リターン メリット デメリット
購入型 資金を出して商品やコンテンツ開発の支援を行う 様々なリターンを見込める プロジェクトので開発されたコンテンツなど コンテンツやサービスなどが得られる プロジェクトが頓挫し、満足なリターンが得られないこともある
寄付型 NPOや自治体などに寄付する 基本的に物質的、金銭的なリターンはない 特になし 寄付対象によって節税可能 目立ったリターンがない
不動産型 不動産購入資金を投資し、不動産運用益を得る 不動産を購入して運用する 家賃収入や不動産売却益 少額から不動産投資できる 不動産が値下がりすると損失が発生する
株式投資型 ベンチャー企業の株を買って事業資金を支援する ベンチャー企業の株を買い金銭的な支援をする 株式売却益や株主優待 格安で株を買える ベンチャー企業が上場しないと利益が出ない
融資型 (ソーシャルレンディング) 事業資金を必要とする会社に貸付する資金を投資する 融資を行い金利を得る 貸付金利 安定した金利収入を見込める 貸付先の倒産や貸し倒れで損失が発生する

それぞれのクラウドファンディングについて詳しく解説していきましょう。

購入型

購入型クラウドファンディングは、サービスやコンテンツなどの商品開発に使われることが多いクラウドファンディングです。

プロジェクトの運営者は、投資家から集めた資金を使ってコンテンツやサービスなどを開発します。

そして、作り出された製品やサービスなどを投資家に提供します。

例えば、映画やアニメなどの作品において、クラウドファンディングで資金を集めてコンテンツを制作します。

この場合、完成した作品は投資家へのリターンになることが多いです。

寄付型

寄付型クラウドファンディングは、NPOや自治体などの非営利の組織が目的を達成するために必要な資金を集めるタイプのクラウドファンディングです。

例えば、保育所や病院などの公共性の高い施設を建造したり、被災者を救済するための支援金などを募ったりする目的で利用されます。

寄付型の場合は文字通り「寄付」であるため、リターンは気持ちという形で提供されることが多いです。

一方、出資者は節税に利用できるメリットがあります。

不動産投資型

不動産投資型クラウドファンディングは、主に不動産会社が運営しているクラウドファンディングです。

不動産会社は、投資家から少しずつ資金を集めて不動産を購入します。

そして、購入した不動産を運営したり売却したりした際の利益を投資家に配当するのです。

不動産会社は自社で資金を用意しなくても不動産を購入できますし、投資家はわずかなお金で不動産の運用益が得られるというメリットがあるのです。

株式投資型

株式投資型クラウドファンディングは、上場前のベンチャー企業が資金を調達する際に活用するクラウドファンディングです。

投資家が当該企業の未公開株式を購入することで、ベンチャー企業は資金を調達できます。

そのため、金融機関以外から資金を調達できるメリットがベンチャー企業側にあります。

また、投資家は上場前の企業の株式を安く買えるので、仮にそのベンチャー企業が上場すれば大幅に株価が値上がりし、莫大な売却益を得ることができるというメリットがあります。

ただし、上場しない場合は利益が発生しないため、投資家の方は注意する必要があります。

融資型(ソーシャルレンディング)

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)は、事業資金を必要とする会社と少額から投資したい投資家の皆様をつなぐクラウドファンディングです。

ソーシャルレンディング会社が仲介に入り、まずは事業資金を必要とする会社を探します。

資金を必要とする会社が見つかれば、融資の条件などを交渉します。

交渉の成立後は、投資家の皆様に条件を基に作られた案件を提示して資金を集めます。

ソーシャルレンディング会社は、集めた資金に金利を上乗せして事業資金を必要とする会社に融資します。

その際の「貸付金利」が投資家の皆様の収入になる仕組みです。

投資家の皆様は、投資する金額が少額であっても金利収入を得ることができます。

また、投資した後はほぼ自らの作業の必要なしに不労所得が得られることが大きなメリットだと言えます。

日本におけるソーシャルレンディングの平均的な利回りは、年利にして3%~6%です。

しかし、当社では6%~13%と、平均よりも高い水準の利回りを提供しております。

また、2万円という少額から投資できるので、手持ちの資金をそれほど持たない方、収入が少ない方でもソーシャルレンディング投資を始めることができます。

【貸し手側】クラウドファンディングが利用される理由

では、クラウドファンディングはなぜ世界中で利用されるようになったのでしょうか?

その理由を解説していきましょう。

金融機関から調達せずに資金を集められるから

クラウドファンディングは、個人から資金を集めることができます。

設立して間もない会社、信用がなくて金融機関との付き合いがない会社などは、なかなか金融機関から融資が受けられません。

しかし、クラウドファンディングであれば金融機関以外から資金の調達が可能なのです。

必ずしも返済の義務がないから

クラウドファンディングで調達した資金は、必ずしも返済の義務があるわけではありません。

「不動産投資型」や「融資型」などの金銭がリターンであるクラウドファンディングの場合、ファンドの終了時に元本を返済しなければなりません。

しかし、「購入型」や「寄付型」といったクラウドファンディングの場合、リターンは金銭ではなく「物」や「気持ち」です。

したがって、出資金を返済する旨の契約になっていないことがほとんどです。

金融機関から資金を借りた場合、当然のことですがお金を返さなければなりません。

それだけに、商品やコンテンツの開発などに失敗すれば、会社が倒産する恐れがあります。

しかし、クラウドファンディングで資金を調達すれば、お金が返済できなかったとしても倒産のリスクを回避できるのです。

自身の知名度などを利用できるから

クラウドファンディングで資金を集める際は、基本的に募集者の名前を出します。

そのため、著名な人間の場合は自身の知名度を利用することで、ファンなどから資金が集まりやすくなるのです。

映画監督が映画会社に頼らずに自分で映画を製作したい場合も、ファンから資金を集めるためにクラウドファンディングを利用することがあります。

【貸し手側】クラウドファンディングに出資する際に確認すべきこと

クラウドファンディングに資金を出す時に、出資(投資)側はどういった点を確認しておくべきでしょうか?

その注意点をお伝えしていきましょう。

資金を募集している団体の素性

資金を募集している団体がどのような経歴を持ち、素性が確かであるかどうかの確認が最初の注意点です。

世間的に知名度の高い会社や個人であれば、お金を預けてもしっかりと資金を運営することでしょう。

しかし、世間的に知られていない会社の場合、資金を集めた後にそのまま姿をくらます可能性があるのです。

詐欺に遭わないように募集会社の実体を入念にチェックしましょう。

満額で集まらなかったときの資金の用途

クラウドファンディングでは、必ずしも募集額に対して満額で集まるわけではありません。

満額に達しなければ投資家に一旦全額を返済する、もしくは集まった資金だけでプロジェクトを運営するなど、2つのケースに分かれます。

前者の場合は特に問題はありませんが、後者の場合は資金不足でプロジェクトを運営するので、計画が頓挫する可能性が高くなります。

その場合は十分なリターンが望めません。注意しておきましょう。

プロジェクトが途中で中断した場合の対応

クラウドファンディングにおいてはプロジェクトが最後まで遂行されるとは限りません。

資金不足や運営者の事情により、プロジェクトが途中でストップすることもあり得ます。

その場合、余った資金は返金されるのか、その時点での成果物はどのように投資家に提供されるのか、対応を確認しておくべきでしょう。

まとめ

クラウドファンディングでは少額から出資や投資ができて、さまざまなリターンが見込めることからいろいろな魅力のある投資方法だと言えます。

特に、購入型クラウドファンディングはファン活動の一環として利用されることも多く、金銭では得られないリターンが得られます。

一方で、「不動産投資型クラウドファンディング」や「ソーシャルレンディング」では金銭がリターンであるため、運営の内容や募集の条件をシビアに見極める必要があります。

運営者側が提供する情報をしっかりと把握した上で、投資先の妥当性やリスクの有無などを判断する癖を常日頃からつけるようにしましょう。 

LENDEXでは高い利回り、2万円からの少額投資、担保設定など投資家の皆様にとってメリットのあるソーシャルレンディング案件を提供しています。

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