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ソーシャルレンディングの利回りとは|ソーシャルレンディング

LENDEXブログ担当です。
投資先を選ぶときには、「利回りを見てから」という方は多いでしょう。
そこで、ソーシャルレンディング投資においては、利回りはどこを見れば良いのかについて紹介していきます。

目次

ソーシャルレンディングの利回りとは


まずはソーシャルレンディングにおける利回り定義を確認し、利回りを実際に計算してみることで学んでいきましょう。

1年間運用したときの手取り収入

ソーシャルレンディングにおける利回りとは、1年間ソーシャルレンディング案件を運用した際に、投資金額に対してどれほどのお金がプラスされて入ってくるのかを表した数値です。
当社で提供している案件の利回りは、6%~13%となっています。

計算方法

では、実際に利回りを計算してみましょう。
こちらは利回り10%、運用期間12ヶ月の案件です。

不動産担保付きローンファンド 49号

こちらの案件に100万円投資した場合、12ヶ月運用されれば、投資金額に対し10%のリターンが得られます。
配当金の総額は次のように計算されます。

・(配当金の総額)=1,000,000円×10%=100,000円

この10万円が12ヶ月にわたって配当されるので、毎月の配当金は次のように計算されます。

・(毎月の配当金)=100,000円÷12ヶ月=8,333円

この金額が毎月投資家様の口座に振り込まれるのです。

ただし、ソーシャルレンディングは源泉徴収として20.42%の税金が課税されます。
投資家様の口座に振り込まれる際には、源泉徴収の20.42%があらかじめ引かれるため、最終的な振込額は次のように計算されます。

・(毎月の振込額)=8,333円-(8,333×20.42%)=6,631円

この源泉徴収された金額は、年間所得額次第で確定申告を行うことで、還付を受けられることもあります。
反対に、所得が大きい方の場合は、追加で納税しなければならないこともあります。

課税総所得額

税率 控除額
195万円以下 5%

0円

195万円を超え 330万円以下

10% 97,500円

330万円を超え 695万円以下

20% 427,500円

695万円を超え 900万円以下

23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33%

1,536,000円

18,000,000 円以上 40%

2,796,000円

4,000万円超 45%

4,796,000円

ソーシャルレンディングにおいては税金が引かれる前の数字が表面的な利回り、最終的に税金を引かれた後の数字が実質的な利回りと言えるでしょう。
したがって、本案件の実質利回りは次のように計算できます(確定申告を行わない場合)。

・(実質利回り)=6,631円×12ヶ月÷1,000,000円=8.0%

ソーシャルレンディングの利回りが高い理由

ソーシャルレンディングの利回りは、当社では通常6%~13%です。
また、国内のソーシャルレンディングサイトでは、利回りは1%~12%と幅広く設定されています。

一方で、投資信託や株式投資などでは、年間の期待利回りで5%を超えものは多くはありません。
では、なぜソーシャルレンディングは高い利回りを設定できるのでしょうか?

一時的な借り換えなどに利用される

ソーシャルレンディングはメインバンクからの融資と比べれば、金利が高いです。
しかし、融資までの審査時間が短いため、お金がどうしても必要だという際に役立つメリットがあります。

ソーシャルレンディングを通じて一時的な資金調達を行い、メインバンクから安い金利で資金が調達できた際に、ソーシャルレンディングで借りたお金を返済するといった企業もあります。

ソーシャルレンディングは一時的な資金調達先であり、借り換えが前提であるため多少金利が高くても企業にとっては利用価値が高いのです。

早期償還が自由に行える

メインバンクから資金調達をする際は、一定の期間借り続けることが前提となっています。
金融機関としては金利を安くして融資する代わりに、長期間お金を借りることを条件に設定してるのです。
そのため、借り手は早期償還を行いにくく、実施すると金融機関との関係性が悪化する恐れもあります。

一方で、ソーシャルレンディングは早期償還を行ってもペナルティが課されることはありません。
返済違約金もありませんし、次の融資に影響も出ません。
そのため、金融機関以外の資金調達先として大変便利なのです。

ソーシャルレンディングで利回りが想定より下がるケース

ソーシャルレンディングでは、常に利回りが想定通りお客様に提供されるわけではありません。
いくつかのケースでは利回りが想定よりも下がってしまうことがあります。
では具体的にどのような事態が起こると利回りが下がるのでしょうか?

早期償還が発生した場合

先ほどお伝えしたように、ソーシャルレンディングはお金を借りた側の早期償還が自由となっています。
そのため、例えば1年間の運用予定でも、6ヶ月や8ヶ月といった運用途中でお金が返済されることもあるのです。

そうすると、投資家の方の立場から見れば、12ヶ月間毎月配当があるはずだったのに、6ヶ月で返済されてしまうと収入は半分となってしまいます。

ただし、投資したお金がはすぐに投資家の皆様の手元に振り込まれます。
そのため、また他の案件に投資することで収益の低下を防ぐこともできます。

売却金を配当に含めている案件の場合

あまり多くありませんが、ソーシャルレンディングの中には貸付金利だけではなく、運用益で投資家の皆様に配当を行う案件もあります。
その場合、運用による利益が少なかった場合は、当初の人よりも利回りが低くなることもあり得ます。

案件を選ぶ際は、どういった部分から投資家の配当が捻出されているかを確認しておきましょう。

まとめ

ソーシャルレンディングの利回りについて、解説いたしました。
利回りの計算は、決して難しいものではありません。

ポイントですが
・年間の所得次第で確定申告を行えば、お金が戻ってくる可能性もあること。
・ソーシャルレンディングは早期償還も頻繁に行われることもあること
この2点を知っておいてください。

早期償還が起きた場合には、再投資をすることで収益の低下を防ぐことができます。
当社では月間10本から20本程度の案件募集を行っていますので、早期償還が起きてもすぐに再投資することが可能です。
是非とも当社に口座を開設し、お客様の資産運用に役立ててください。

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