LENDEXブログ担当です。
今回は、投資家の皆様が気にされることが多い「ソーシャルレンディング投資家は一体どれくらいの資金を投資しているのか」いう点について、当社のデータからお伝えさせていただきます。
投資する際の参考にしてみてください。
ソーシャルレンディングの投資額に関するデータ
まず当社におけるソーシャルレンディングの投資額に関するデータです。
一般的なソーシャルレンディング投資家の皆様は、どれくらいの金額を投資されているのでしょうか。
1案件あたりの平均投資額
当社では、案件ごとに平均投資額を公開しています。
1案件あたり、1人の投資家の方が投資される金額は平均で35万円前後となっています。
案件名 |
平均投資額 |
181号 |
287,739 |
182号 |
531,103 |
183号 |
432,740 |
184号 |
376,015 |
185号 |
306,550 |
186号 |
343,283 |
187号 |
315,894 |
(円) |
ただし、3,500万円の案件の場合、35万円を投資する方が100人いるというわけではありません。
数百万円を超える大きな金額を投資する方もいらっしゃいますし、2万円や5万円といった小さめの金額で投資をされている方もいらっしゃいます。
これは平均額であり、投資額の中央値でない点にはご留意ください。
1案件の最低投資額
当社では、ほぼすべて関係において2万円からの投資が可能です。
不労所得を得るための投資を始めてみたいけれど、まとまった金額が用意できないという方でも比較的手軽に参加しやすい金額となっています。
毎月の貯金の代わりりにソーシャルレンディング投資に参加してみても良いのではないでしょうか?
1案件の投資額の上限
当社では、1案件に対する投資金額の上限を設定していません。
投資家の皆様からなかなか投資できないため上限額を設けて欲しいというご意見も頂戴しています。
投資しにくいというご意見に関しては、案件の供給数を増やすことで対応させて頂いていますが、投資上限額について状況を見ながら検討していきたいと考えています。
毎月1万円以上の配当を得るための投資額
ソーシャルレンディング投資をする際、「毎月これ以上の配当金が欲しい」という目標を立てて投資している方もいらっしゃるでしょう。
そこで、「毎月1万円」の配当を得るためにはどれぐらいの金額を投資したら良いのか計算してみましょう。
ソーシャルレンディングの利回りは「想定年利」で表記されていることに留意します。
計算式は次のとおりで、必要な投資額はそれぞれ次のように計算されます。
- (必要な投資額)=(得たい配当金額)÷(想定利回り/100%)×12ヶ月
想定利回り |
必要な投資額 |
6% |
200万円 |
8% |
150万円 |
10% |
120万円 |
利回り6%の場合
まず、利回り6%の案件に投資した場合です。
当社では比較的低い利回りの案件のケースです。
- (必要な投資額)=1万円÷(6%/100%)×12ヶ月=200万円
毎月1万円の配当金(税引前)を得るためには、200万円を投資する必要があります。
利回り8%の場合
ではLENDEXでは平均的な利回りである、想定年利8%の場合はどうなるでしょう。
- (必要な投資額)=1万円÷(8%/100%)×12ヶ月=150万円
必要な金額は150万円となり、利回り6%の場合と比べて50万円も少ないことがわかります。
利回り10%の場合
LENDEXでも高利回り案件となる、想定利回り10%案件に投資するとどうなるでしょうか。
- (必要な投資額)=1万円÷(10%/100%)×12ヶ月=120万円
120万円投資すれば、毎月1万円の配当金を受け取ることができる計算です。
毎月5万円以上の配当を得るための投資額
「得られる配当金が1万円ではまだ物足りない」「余裕を持つために5万円の配当が欲しい」という方もいるかも知れません。
そこで、毎月5万円の配当金を得るための投資額も計算してみました。
想定利回り |
必要な投資額 |
6% |
1,000万円 |
8% |
750万円 |
10% |
600万円 |
利回り6%の場合
- (必要な投資額)=5万円÷(6%/100%)×12ヶ月=1,000万円
利回り6%では、1,000万円の投資が必要です。
多くの方にとって、まとまった金額を用意しないといけないという金額でしょう。
利回り8%の場合
- (必要な投資額)=5万円÷(8%/100%)×12ヶ月=1,000万円
利回り6%案件に投資した場合と比較すると、8%の案件は必要な投資額が大きく減り、750万円用意すれば良い計算です。
利回り10%の場合
- (必要な投資額)=5万円÷(10%/100%)×12ヶ月=600万円
利回り10%案件に投資すれば、必要な金額は600万円まで減らすことができます。
1,000万円に比べれば現実的な数字でしょう。
まとめ
当社では6%~12%まで多様な利回りの案件を提供しています。
ただし、利回り10%を超える案件は、基本的に無担保・有保証案件なので、不動産担保付き案件と比較するとどうしても資産の保全性には劣るものにはなります。
高利回り案件に投資する際は、投資につぎ込めるすべてのお金を1案件に投資するのではなく、比較的担保の確実性が高い案件を選んだり、運用期間が短期で売却先が決定されている案件などへも分散投資して、リスク対策に取り組むことをおすすめします。